後場の注目株 「やっぱり好業績企業が好き」
前場の取り組みお疲れ様でした。
日経平均株価は16,586円71銭(前日比-81円70銭)と続落。NY市場でダウ平均は小幅安、ドル円相場では円高が一服したものの日本株は続落となっております。5月中旬以降、日経平均は16,500円近辺が下値目途となっており、買って儲かるかは別ですが、ドル円相場が急変しなければ、必要以上の警戒感不要の水準と言えます。テーマ株で短期筋が右往左往するなか、好業績銘柄がジワジワ人気を集めていくと予想され、テーマ株投資への資金は絞りつつ、徹底的な好業績企業追いに集中したい季節。
◆後場の注目株レポート
エヌアイデイ(2349)
通信システム等に関するソフトウェア開発事業や、情報処理サービス事業を展開。5月半ばに今期見通しを発表したが、市場の反応はネガティブと受け止めた模様。その後も3,000円手前での揉み合いに終始していたが、本日ストップ高。出資先の神奈川県の未上場企業である「Studio Ousia」の持つAI技術に注目が集まった模様。決算にも、それまでのテーマ株相場にも反応が無かったが、ココで反応。物色対象が少ない中、出資先企業を持て囃す動きが続くことも考えられ、意外に続く可能性も。
芦森工業(3526)
消防用ホースの大手である一方、自動車用シートベルトにも注力。本日はタカタ製エアバッグの欠陥問題を受け、代替需要を狙い生産能力の増強が報道される。韓国とメキシコでエアバッグ本体の年産能力を2019年までに8割増強の予定。今期は増収増益基調を予想する中、今回の報道で改めて攻めの姿勢が確認され、PERやPBRなどの指標面の割安さや貸借銘柄ということもあり、当面は強い動きに期待したい。
スバル興業(9632)
道路事業、レジャー事業および不動産事業を展開しており、主に道路および道路附属設備の維持・清掃、補修工事の請負等の官公庁等から受注が業績の柱。昨日発表された第1四半期決算では前年同期比で大幅な増収増益となっており、営業利益は前期比で59.7%増。通期見通しに対しても順調な進捗を見せており、本日は週末と言う事もあり手控えられる可能性もあるが、今後も上方修正期待を持って見守りたい銘柄。
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