円安を好感し反発 27600-27900円レンジを想定

【米国株】
　15日のNY株式市場は、景気への楽観的な見方からダウは小幅ながら反発し、ナスダック指数は3日続伸した。
1月の米小売売上高が前月比3.0％増と、予想（1.9％）を大幅に上回り消費後退への過度な警戒感が後退し堅調な展開となった。一方で、米金融引き締めの長期化が意識され米長期金利が3.8％台にまで上昇し、ダウは一時256ドル安まで下げ幅を拡大し上値は重かった。

【注目ADR】
銘柄名　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
日産自　　　　489.7　　　　　495.9　　　　+1.27%
＊円安を好感か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は円安を好感し反発の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7620円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7491円と比べ130円ほど高い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.10
　　　　　　　PBR： 1.18
　　　　　　　配当利回り：2.29

●騰落レシオ（25日）120.31％：120％超えで過熱
●空売り比率　42.7％：40％を今週割れるか注目
●日経平均ボラティリティー・インデックス　15.08迄低下:リスク許容度が拡大


－【前営業日（2/15）のおさらい】－
日経平均　27,501.86（-100.91）：リクルートが悪役
TOPIX　　　1,987.74 （-5.35）：ザラ場で直近高値抜けるも陰線で終わる
マザーズ　　 765.07 （-7.39）：25日移動平均線を下回る

東証プライム売買代金　2兆7304億円
値上がり624／値下がり1127／変わらず85
グロース売買代金　2131億円：活況の2000億円を越える

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【今週の重要スケジュール】

2/16(木)
米 22：30 1月住宅着工件数(年率換算件数)（予想136万件、前回138.2万件）