NY株安を嫌気して反落 27400-27600円レンジを想定

【米国株】
　16日のNY株式市場は大幅反落、利上げ加速が意識され下げ幅が拡大。米1月PPI（生産者物価指数）が前年同月比6.0%上昇と市場予想平均の同5.4%上昇を上回った。インフレへの警戒感が高まり、米10年物国債の利回りが上昇しハイテク株が下落した。また、クリープランド連銀総裁が前回のFOMCで0.25％の利上げを決めたことについて「0.5%の利上げを正当化する根拠もあった」という認識を示し、ダウは430ドル安まで下げ幅を拡大した。

【注目ADR】
銘柄名　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
ブリヂストン 4,936　　　 4,996　　　　 +1.21%
＊決算を好感か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株安を嫌気して反落の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7515円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7696円と比べ180円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.18
　　　　　　　PBR：1.19
　　　　　　　配当利回り：2.28

●騰落レシオ（25日）126.38％：120％超えで過熱
●空売り比率　41.5％：今週40％を割れるか注目
●日経平均ボラティリティー・インデックス　14.63迄低下：約3年ぶりの低水準


－【前営業日（2/16）のおさらい】－
日経平均　27,696.44（+194.58）：5日ぶりに陽線で終わる
TOPIX　　　2,001.09 （+13.35）：トヨタが支える
マザーズ　　 780.04 （+14.97）：5日移動平均線を回復

東証プライム売買代金　2兆6374億円
値上がり1291／値下がり479／変わらず66
グロース売買代金 2025億円：連日活況の2000億円を超える