NY株安を嫌気して反落 27300-27600円レンジを想定

【米国株】
　28日のNY株式市場は金融引き締め加速・長期化への警戒感から反落。米10年物国債の利回りが一時3.98%に上昇し、相対的な割高感が意識される展開となった。2月消費者信頼感指数が102.9となり市場予想平均の108.5を下回ったが相場への影響は限られた。今週発表の2月のISM景況感指数を見極めたいとして様子見ムードが強く、ダウは反落、ナスダック指数も引けでマイナスに転じた。

【注目ADR】
銘柄名　　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
信越化　　　　　19,150　　　 18,840.4　　　 -1.62%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株安を嫌気して反落の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7425円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7445円と比べ20円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.03
　　　　　　　PBR：1.18
　　　　　　　配当利回り：2.36

●騰落レシオ（25日）117.95％：120％超えで過熱
●空売り比率　41.7％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　16.18迄低下


－【前営業日（2/28）のおさらい】－
日経平均　27,445.56（+21.60）：一時25日移動平均線を抜ける
TOPIX　　　1,993.28 （+0.50）：オリエンタルランドで支える
マザーズ　　 748.68（+12.45）：一時5日移動平均線を抜ける

東証プライム売買代金　3兆3819億円：MSCIリバランスで膨らむ
値上がり806／値下がり973／変わらず56
グロース売買代金　1577億円：monoAIで膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

3/1(水)
中 10：30 2月製造業購買担当者景気指数(予想50.7、前回50.1 下振れでネガティブ)

3/2(木)
欧 21：30 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(利上げペースの言及あるか)

3/3(金)
米 24：00 2月ISM非製造業景況指数(予想54.5、前回55.2 下振れでネガティブ)