米金利上昇を嫌気して反落 27400-27700円レンジを想定

【米国株】
　28日のNY株式市場は金利が上昇しハイテク株が軟調だった一方、中国の指標改善で景気敏感株が堅調。米2月の製造業景況感指数は47.7と前月（47.4）からわずかに改善し、反応は限定的だったものの、構成項目の価格指数が前月からプラス6.8と大きく上昇。物価上昇圧力が高まり、米長期金利が一時4.010％まで上昇し嫌気された。一方、中国の2月の製造業PMIが景気拡大・縮小の分岐点となる50を上回り好感された。

【注目ADR】
銘柄名　　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
三菱UFJ　　　　　955.4　　　　964.1　　　　 +0.91%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、米金利上昇を嫌気して反落の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7485円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7516円と比べ30円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.06
　　　　　　　PBR：1.18
　　　　　　　配当利回り：2.35

●騰落レシオ（25日）113.97％
●空売り比率　46.2％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　15.77迄低下


－【前営業日（3/1）のおさらい】－
日経平均　27,516.53（+70.97）：75日移動平均線はキープ
TOPIX　　　1,997.81 （+4.53）：三井物産が支える
マザーズ　　 745.34 （-3.34）：そーせいで押し下げる

東証プライム売買代金　2兆7883億円
値上がり1075／値下がり672／変わらず88：値上がり銘柄数は1000を超えた
グロース売買代金 1502億円：マイクロアドで膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

3/2(木)
欧 21：30 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(利上げペースの言及あるか)

3/3(金)
米 24：00 2月ISM非製造業景況指数(予想54.5、前回55.2 下振れでネガティブ)