NY株安を嫌気し反落 28100-28400円レンジを想定

【米国株】
　7日のNY株式市場はパウエルFRB議長のタカ派発言でリスクオフの売りが膨らみ大幅安。パウエルFRB議長は「最新の経済指標は予想を上回る強い内容で、最終的な金利の水準がこれまでの予想より高くなる可能性がある」とし、そのうえで今後のデータ次第で「利上げのペースを加速させる用意がある」と述べ、売りが先行した。

【注目ADR】
銘柄名　　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
コマツ　　　　　 3,420　　　 3,438.5　　　　+0.54%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株安を嫌気し反落の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万8205円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万8309円と比べ100円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.39
　　　　　　　PBR：：1.21
　　　　　　　配当利回り：2.29

●騰落レシオ（25日）123.41％：120％超で過熱
●空売り比率　41.4％：今週40％割れるか
●日経平均ボラティリティー・インデックス　16.22迄低下：昨日は素直に低下した


－【前営業日（3/7）のおさらい】－
日経平均　28,309.16（+71.38）：28500円を窺う動き
TOPIX　　　2,044.98 （+8.49）：2021/11の水準まで戻す
マザーズ　　 773.24 （+7.30）：5・25・75日移動平均線を突破

東証プライム売買代金　2兆7872億円
値上がり1248／値下がり493／変わらず94
グロース売買代金 1759億円：noteで膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

3/8(水)
米 22：15 2月ADP雇用統計（予想20万人、前回10.6万人、上振れはネガティブ）
米 24：00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

3/9(木)
日 8：50 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(予想0.8％、前回0.6％）

3/10(金)
米 22：30 雇用統計2月非農業部門雇用者数変化（予想21.5万、前回51.7万人、上振れはネガティブ）