東京、新宿の駅前と言うと、ビルと人ばかりと思われるでしょうが、都内ではほぼ真っ先に咲く「桜」がある事を、東京都民でも知らない方が多いように思います。



これ、新宿駅東南口駅前広場に2本ある桜の木なんですが、例年、3月半ばには満開となります。桜の名所として名高い、信州伊那の「高遠彼岸桜」だそうです。

毎年、この桜を見ると、さぁ、今年こそは南アルプスの3000メートル級の山々へ登るぞ！と気持ち（だけ）が昂ります。
結局、気持ちだけで、実際には出掛けず早10年。
そろそろ体力も落ちてきているので、今のうちに登っておかないと、さらに足が遠のいてしまいそうですから、今年はぼんやりと計画目標を立てています。

なぜ、私が「高遠」の地に馴染みがあるのかというと、「高遠」が南アルプスの山々への玄関口のひとつにあたるからです。
個人的に一番好きな山は仙丈ケ岳で、既に5回は登りましたが、最後に登ったのは15年以上前。
頂上付近のカールが素晴らしいし、なんと言っても、東京の自宅から日帰りで3000メートルの山に登れるという、アクセスの良さが気に入っています。
https://www.ina-city-kankou.co.jp/yamagoya/senjo/

自宅を夜中の3時ごろ車で出て、高遠から入って川沿いの旅館の前に車を停め、朝5時～6時台のバスで林道を北沢峠まで運んでいただき、夕方には車まで戻って来れる事から、ほぼ毎回日帰りアタック。
ただ、最後に登った時には、下りで膝を痛めたうえ、やや高山病ちっくな体調不良感から、下山してから無理せず川沿いでテント泊としました。

7月くらいまで沢沿いには雪が残っている事が多いものの、登山ルート的にはさほど難所は無く、お子さんや高齢者も少なくない山ですが、それでも3000メートル級なので気のゆるみは禁物です。
なにしろ、自身の体力自体に以前ほど自信が持てないので、今年は日帰りではなく小屋泊を予定しており、さらには、トレーニング登山のつもりで、仙丈ケ岳登山の前に、奥秩父の瑞牆山と、中央アルプスの木曽駒ケ岳への山行を計画しています。

となると、靴から雨具からザックやら、色々と登山ギアを揃えなおす必要があります。
10年前なら結構な出費となったでしょうが、今ではギアを揃えるのに強い味方が存在するんですよね～。
はい、ワークマン（7564）が手掛けるワークマンプラスです。

私でさえ、今年こそ！と目論んでいるわけですから、春の訪れと共に、アウトドア用品に関する需要は大きく拡大するのでないかと推察します。
コロナ禍では、山小屋の休業だけでなく、入山規制まで行われましたが、そうした規制もほぼ完全に撤廃される見込みです。
今年こそ、山へ海へキャンプへとお出かけになるご予定の会員様も、さぞや多いのではないでしょうか。



執筆：木村泰章

━━━━━━━━━━━━━━
　個人的に注目している銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆ワークマン（7564）
◆スノーピーク（7816）
◆アルペン（3028）
◆ヒマラヤ（7514）

アウトドア用品を扱うこれらの企業は、業績面は概ね堅調である一方、株価は安値圏にあものが多い印象です。
「逆襲期待」のリターンリバーサル狙いも宜しいように思います。

━━━━━━━━━━━━━━
　私のコラムで紹介した銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆シーズメン（3083）
「メタバースファッション事業」で注目を浴び、4月13日に予定されている前期本決算に対する期待、大量保有報告に絡む思惑等を背景に昨日は一時高値を更新！

━━━━━━━━━━━━━
　単発スポット銘柄の見解
━━━━━━━━━━━━━
◆≪ザ・カリナンダイヤ銘柄（****）≫
想定どおりの切り返し。
25日移動平均線にワンタッチしてからの勢いのある切り返しは、不安心理を払しょくするに充分との印象です。
来週も楽しみですね。

◆≪木村ゴールド会員銘柄（****）≫
買い増しに関するお問い合わせを頂戴しておりますが、タイミング的には来週、水準的にはもう50円～100円ほど上まで進んだところこそが妥当と見ます。
その際にはフォローメールでお知らせしますので、ご期待ください。