そんなもん、興味無ぇ～よ！とおっしゃらず、是非とも覗いてみてください。
ひょっとすると、会員様各位に向けた、今後のあすなろのサービス向上にも繋がりうる話かと、僭越ながら考える次第です。

まず、「あすなろの野望」について、ちょっと触れておきます。
弊社は、業容拡大の為に、来週の月曜日から新しいオフィスに引っ越し致します。
気持ちを新たに、会員様各位の株式投資のお取り組みを、全力でサポートさせていただく所存です。

あくまでも、「非公式」な「My野望」ですが、私自身は今年の目標として、「機関投資家動向のリアルタイムの把握」を掲げており、コロナ禍でどうしても疎遠になってしまっていた、証券会社やヘッジファンドや運用機関とのミーティングを再開して、質の高い情報収集に努めたいと考えておる次第です。

「できれば、運用機関の経験者、若い人、外国人、女性、を助言者として採用したいね～」というのが弊社CEO大石の「野望」のひとつです。
とはいえ、なかなか、運用機関で働いていた若い外国人女性を採用できるチャンスなんて、なかなかありませんよね。

他方、「木村家の野望」にも触れておきます。
「野望」などと呼べる大層なものではございませんが、現在、木村家の悩みのタネのひとつが、米国に留学中の娘の「進路」。
正直なところ、悩んでいるのは娘だけで、私自身は完全に「放任主義」ですので、「好きにしろ」と言っているだけですが。。。

「進路」とは「就職活動」を意味しており、既に娘の周りの友人達は、この夏の「インターンシップ企業」を続々と決めているのに、娘は「何が自分に向いているのかわからない」と悩んでおりました。

インターンシップ先企業として娘の周りで「一番人気」なのは、まぁ、当然ながらゴールドマンサックス。
しかしながら、娘自身は金融業界に対してなんら憧れも無く、知識も無く、思い入れもありません。
それでも、「一番人気」だから、やっぱり気になる。。。

私のアドバイスは、「もっと下のクラスこそをステップアップの土台として狙え」です。
キャリアを積み上げてからゴールドマンを狙う方が、最初からゴールドマンを狙うよりも遥かに「近道」だ、というロジックですね。

今朝、娘から、サマーインターンは、通っている大学との関係が深い、某Credit Unionに決まった旨メールがありました。
Credit Unionというのは、日本で言うところの「信用組合」にあたります。
「信用金庫」に準じるような、非営利機関です。

実はこれ、私自身にとっては「大事件」です。
なぜなら、私自身は日系準大手証券会社勤務に始まり、一貫して「セルサイド＝売り側」として金融の世界に関わってきましたが、自身の娘は、いわば、「バイサイド＝買い側」からキャリアをスタートさせようとしているからです。
言い換えると、例えばゴールドマンにとっての、「顧客」にあたる機関から「就職活動」をスタートさせようとしているわけですね。

会員様各位は、世界最大規模の「公的年金運用機関」として、カルパース（カリフォルニア州職員退職年金基金）やカルスターズ（カリフォルニア州教職員退職年金基金）の名前をお聞き及びになった事があるハズです。
ゴールドマンにとっても、クレディスイスにとっても、UBSやJPモルガンにとっても、カルパースやカルスターズは最も重要な顧客に該当すると申し上げて宜しいでしょう。
私は、娘が渡米するにあたり、カルパースとカルスターズ、さらにはLAにヘッドクォーターを構える世界最大の運用機関、キャピタルグループの名前だけを娘に伝え、それらの関係者と「コネ」を持ってほしい、と話してありました。
だって、「バイサイド」の頂点ですから。。。
もしくは、自分の通う大学の何らかの「基金」を運用するような輩と付き合いたまえ、と伝えました。
ただしこれは、「私の事情/私の野望」であって、娘は当初、全く興味を示していませんでした。

娘からのメールには、「Still looking for a path to reach CALPERS/CalSTRS/Capital」（「カルパースやカルスターズにたどり着く道をまだ探している」）とありました。
カエルの子はカエルですね。

もしも、もしも、私の娘がゆくゆく、CALPERS/CalSTRS/Capitalに就職しちゃったりしたら、私は即、あすなろとも何らかの形態で契約を結ばせて、会員様各位に対する「助言等」を行えるようにしたい、とさえ考えております。
さらには、私が「高齢」を理由にあすなろを去る際には、娘を後継者として指名したいくらいに考えています。
これこそが「木村家の野望」です。

弊社CEOの大石は、金融機関勤務の経歴が無いにもかかわらず、投資顧問を生業とする道を選びました。
私の娘も、何ら興味を示していなかった、金融機関へのインターンシップの機会を得ました。
なんだか、似ている「ベンチャー精神」だと感じているのは私だけでしょうか。

娘からそんなメールが届いた朝に、大石銘柄のひとつが大幅高を演じたのも、なんだか「因縁」めいたものを感じます。
「ベンチャー精神」や「因縁」ということについては、AIに任せてはおけないですよね。



執筆：木村泰章

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　個人的に注目している銘柄
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◆スパークス・グループ（8739）
言わずと知れた日本を代表する独立系運用機関。

◆レオス・キャピタルワークス（7330）
4月25日に東証グロースに上場します。
応援したいです。

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆サニーサイドアップ（2180）
2月に500円台半ばでご紹介しました。
本日の株価は一時ご紹介後の高値を更新。
何よりユニークな社名が好きです。

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　単発スポット銘柄の見解
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◆≪ザ・大石会員銘柄（****）≫
強いっ！
そろそろ「買い増し」や「買い直し」も狙えるとの印象です。
次なるフォローメールをお待ちください。

◆≪木村泰章のラスト七福神銘柄（****）≫
昨日のフォローメールはご覧いただけましたでしょうか？
戻りの●●●●円は良い仕込み場となりえそうです。