密かに期待している、ある企業の決算発表
駅の自動販売機を中心に改札周辺機器の製品、ホームドアなど交通システム機器を手掛けている会社です。
大阪メトロが実証実験中の顔認証改札機が、24年度末までに全駅に導入される予定となっています。
私が着目したのは、「納入実績」のひとつとして、1970年に開催された大阪万博の際に、北大阪急行電鉄万国博中央口駅に同社の多能式自動券売機を設置したという歴史です。
日本機械学会により、「機械遺産第50号」に認定されており、世界初の多能式技術をベースに量産化されたモデルで、現存し稼動可能な最古の多能式自動券売機だそうです。
https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/heritage_050_jp.html
2025年に開催される大阪万博は、決済手段として「キャッシュレス決済」をメインとする旨が伝えられており、関連銘柄群には既に思惑先行型の買いが向かっておりますが、同社も前述のように、大阪メトロにウォークスルー型の顔認証改札機を納入し、かつ、過去の万博では駅の券売機納入実績もある事から、駅から万博会場まで、「ゲート」関連の設備に食い込んでくる可能性はあろうと見ます。
株価は3月にウォークスルー型の顔認証改札機を材料に急伸、次いで3月23日は前期(23.3月期)の業績上方修正が発表されましたが、その株価は一旦下落調整に向かい、本日は一時1600円直前まで切り返すという株価推移になっています。
今のところ、同社株を大阪万博関連と位置付けるに足る根拠には乏しい印象ではありながら、5月12日に予定されている前期本決算の発表時に、併せて今期の会社計画が示され、その中で万博関連に関する発言が含まれれば、株価は再度急伸するやもしれません。
日本金銭機械(6418)や、グローリー(6457)に比べまだまだ認知度は低いものと思われるものの、その分、出来高急増と株価急騰局面が一服し始めた今こそ、「改札・ゲート」関連で実績を有する同社株を、万博特需にも期待しつつ、あくまでも中長期目線で「押し目」狙いするならば、「妥当」な投資対象のひとつではなかろうかと存じます。
執筆:木村泰章
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村泰章のレッドダイヤモンド銘柄(****)≫
久しぶりの急伸となりました。
フォローメールを配信致しましたので、ご参照ください。
これぞ、●●関連の本命候補のひとつと見ています。
◆≪木村泰章のキャッシュキング銘柄(****)≫
年初には10連騰を達成したこれ、本日は一時●●00円台に進む場面も見られ、徐々に下値が切り上がりつつある印象です。
◆≪木村泰章のプラチナメソッド銘柄【逆襲】(****)≫
たくさんのお申込みありがとうございました。
久々の短期ストーリーにご納得いただけた事と存じます。
明日の銘柄公開をお楽しみに!
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