半導体関連銘柄大手の軟調推移の裏で中小型成長株群は比較的堅調
ただし、年後半以降の半導体市況回復が想定される事から、下値では押し目買い狙いの投資家の存在も意識され、その分下値抵抗・抑止につながっていると捉えております。
レーザーテック(6920)がフシ目と目されていた2万円の大台を下抜け(昨年10月下旬以来約半年ぶり)、アドバンテスト(6857)の今期会社計画が想定以上の大幅減益見通しとなった事から、本日の日経平均に対するマイナス寄与度では、
アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)といった半導体関連大手銘柄群が上位を占めています。(11時現在)
一方で、中小型成長株群の温度感を測る指標のひとつであるマザーズ指数は、朝方より若干ながらもプラス圏での動きを維持しており、弊社の想定どおり、主力級大型銘柄群の上値の重さを意識して、既に、中小型成長株群への資金シフトは、そろり示現し始めたように感じております。
全体相場フォローでは、決算発表シーズン、GW連休を控えて、可能であれば保有ポジションを縮小するスタンスをご紹介しました。
その中でも触れましたとおり、
【可能であればポジションを縮小する事を目指し、決算発表前/GW前に、利益確定可能な個別銘柄は利確しておく】事がセオリーではありますが、中小型成長株群に対する資金シフトが示現し、これらの銘柄群が全般的に底上げから「逆襲」に向かうのであれば、GW前に、「極端な」ポジション縮小を実行してしまうと、GW後の利益確定の好機を逸してしまうリスクもありましょう。
となりますと、むしろ、中小型成長株群よりも、【主力級大型株群の利確とポジション調整を優先する】とご認識いただいた方が宜しいように思います。
執筆:木村泰章
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村ゴールド会員銘柄(****)≫
久しぶりの急伸となりましたが、単なる自律反発であっても、これくらいの上昇幅を生むだけの素地は有している事を、今一度ご確認いただけたハズです。
引き続き【逆襲】にご期待ください。
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いつ急騰してもおかしくないと見ておりますので、未だ打診買い中の会員様は、引き続き淡々と株数を増やしてください。
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