円安を好感して続伸 30900-31200円レンジを想定

【米国株】
　25日のNY株式市場は半導体株が買われナスダック指数が反発した一方、ダウは続落した。米債務上限問題を巡り、政府と野党・共和党の交渉の行方を見極めたいとして、手控えムードが強まった。大手格付け会社のフィッチ・レーティングスが米国の信用格付けの見通しを「ネガティブ」としたことも軟調な展開の一因となった。一方好決算を発表した半導体のエヌビディアが急騰したことを受け、半導体関連全般が買われ、ナスダック指数は大幅高で3日ぶり反発。


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は円安を好感して続伸の展開と見る。CME日経平均先物の終値は3万1100円で、昨日の東京市場の日経平均終値3万0801円と比べ300円ほど高い水準。


【注目ADR】
銘柄名　　　　　 　 　 国内引け　　　　 ADR　　　　 騰落率
東エレク（8035） 18,800 19,467 +3.55%
＊エヌビディア高を好感か


－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：14.15
　　　　　　　 PBR： 1.27
　　　　　　　配当利回り：2.07％

●騰落レシオ（25日）113.90％
●空売り比率：45.3％：急上昇
●日経平均ボラティリティー・インデックス：18.47迄低下


【投資部門別の売買状況】（東証統計カッコ内は前週）

個人投資家　　 −9273億円（− 3054億円）6週連続売り越し
海外投資家　　＋7476億円（＋5658億円）8週連続買い越し
事業法人　　　＋1136億円（＋ 380億円）4週連続買い越し
信託銀行　　　　−936億円（− 1473億円）8週連続売り越し

海外投資家の8週連続買い越しは、2017年4月第1週から9週連続で買い越して以来。


－【前営業日（5/25）のおさらい】－
日経平均　30,801.13 （+118.45）：アドバンテスト（6857）で154円上げる
TOPIX　　　2,146.15 （-6.25）：5日移動平均線に届かず
マザーズ　　 736.97 （-9.07）：4/7の安値727を意識


東証プライム売買代金：3兆4686億円：高水準を維持
値上がり726／値下がり1010／変わらず99：値下がりは1000を超えた
グロース売買代金：1584億円：ispace（9348）で膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

5/26(金)
21:30
米：4月個人消費支出(PCEデフレーター)(予想4.2％、前回4.2％、上振れはネガティブ）