強含みの展開か 32400-32650円レンジを想定

【米国株】
ひとまず米国国内での材料出尽くしから強弱入り交じる膠着感が強く、またオーストラリア準備銀行が2会合続けて利上げに踏み切った事で、ダウは一時約160ドル下げた場面でも景気敏感株やハイテク株に押し目買いが入り、結局引けは＋10.42ドルの33573.28ドルと小反発した。

【★日経平均見通し★】
　本日の東京市場は、前日のNY市場が終わってみれば小反発と底堅かったことや、シカゴ225先物も32645円と東京市場の前日終値を上回った。ここ最近の急騰から利益確定売り圧力こそ強いものの、32500円を下値と意識した強含みの展開か。


－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：14.85
　　　　　　　 PBR： 1.33
　　　　　　　配当利回り：1.97％

●騰落レシオ（25日）114.37％
●空売り比率：40.2％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：21.15迄上昇


－【前営業日（6/6）のおさらい】－

約200ドル下げたNY安から32000円台を割り込んで始まったが、この日は先物主導の動きで節目（32000円）を割り込んでも先高感が強く、前場中頃からは急速に切り返した。このところの急激な上げ方により、前日のNY市場安から連鎖安への連想からの買い戻しも入り4日続伸で終わった。

日経平均　32,506.78 （+289.35）
TOPIX　　　2,236.28 （+16.49）
マザーズ　　 784.05 （ +6.57）

東証プライム売買代金：3兆4501億円
値上がり933／値下がり829／変わらず72
グロース売買代金：2191億円：

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【今週の重要スケジュール】

6/8(木)
8:50
日本：1-3月期四半期実質国内総生産(改定値年率換算予想、前回1.6%）

6/9(金)
10:30
中国：5月生産者物価指数(前年同月比予想-4.2%、前回-3.6%）