イベント控え様子見か 31,900～32,400円レンジを想定

【米国株】
今週13.14日のFOMCや15日の米国消費者物価指数（CPI）を控え、朝方は特に動きは見られなかったものの、一部のハイテク株を中心に買われジリ高の展開。NYダウは前日まで３日続伸中ということもあり、一時は利益確定売りから前日比を割り込むが、その後は取引終了まで比較的堅調な動きで、＋43.17ドルの33876.78ドル、ナスダック総合指数も＋20.619の13259.143で終えた。

【★日経平均見通し★】
今週は、国内外の大型イベントが控えており、様子見ムードが強い展開が予想される。
本日の東京市場も、先週半ばに材料出尽くし感から利益確定売り等で２日間続落したものの、金曜日のSQ通過後には再び買い姿勢を強めており、依然先高感は強いと見られる。場中は売り仕掛けからの急落に気を付けたいが、下値は32000円近辺と限定的か。


－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：14.77倍
　　　　　　　 PBR： 1.33倍
　　　　配当利回り：1.99％

●騰落レシオ（25日）103.40％
●空売り比率：45.2％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：21.59（-1.57）


－【前営業日（6/9）のおさらい】－
メジャーSQ通過後、東京市場は前日に発表された米新規失業保険申請件数が市場予想を上回った数字だった事を背景に、FRBの金融引き締めの長期化懸念が若干ながら後退し、長期金利が低下した事で、前日までの２日間で860円ほど下げていた日本株も商社株など景気敏感株中心に買われた。


日経平均　32,265.17 （+623.90）
TOPIX　　　2,224.32 （+32.82）
マザーズ　　 772.79 （+3.62）

東証プライム売買代金：4兆3608億円
値上がり1522／値下がり266／変わらず46
グロース売買代金：1554億円

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【今週の重要スケジュール】

6/12(月)
5月企業物価指数（8:50）

6/13(火)
FOMC（～6/14）

6/14(水)
FOMC（パウエルFRB議長会見）

6/15(木)
日銀金融政策決定会合（～16日）
ECB理事会

6/16(金)
日銀金融政策決定会合結果公表
植田日銀総裁会見