【米国株】
取引前に発表された5月の米消費者物価指数（CPI）は上昇率＋4.0%と4月（4.9%）から鈍化し、市場予想と一致した事で物価上昇圧力が和らいだ印象から、6月利上げ休止観測が強まり相場の下支えとなった。買い一巡後は前日までの5日営業日で500ドルあまり上げていた事や、明日のFOMC後のパウエル議会議長の記者会見を控えている事で高値圏でのもみ合いとなるが、終日しっかりした動きとなり、NYダウは2月13日以来4ヶ月振りに高値を更新し＋145.79ドルの34212.12ドル、ナスダック総合指数も＋111.400の13573.321と連日で昨年4月以来の高値を更新した。

【★日経平均見通し★】
先週末から大幅に上昇している東京市場だが、朝方は前日にシカゴ225先物で33500円をつけている事で、本日も高寄りして始まりそうだ。FOMCでのパウエル議会議長の記者会見を控え、すぐに34000…と、連日の大台替わりは心理的にも手を出しにくいが、まずは33000～33500円の値固めか。

【注目ADR】
銘柄名　　　　　　　　国内引け　　　　　ADR　　　　　　　騰落率
トヨタ自動車（7203）　 2173.5 　 2216.8 +1.99％


－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：15.05倍
　　　　　　　 PBR：1.35倍
　　　　配当利回り：1.95％

●騰落レシオ（25日）102.36％
●空売り比率：38.8％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：21.41（+0.86）


－【前営業日（6/13）のおさらい】－
週明けの米国市場が堅調だったことから昨日も朝方から半導体株を中心に積極的に物色された。午後には先物主導で33000円台の台替わりを見せると一時上昇幅は700円に迫った。終値は＋584.65円の33018.65円と大幅続伸し、これで３日続伸となり、売買代金も4兆超えとなった。

日経平均　33,018.65 （+584.65）
TOPIX　　　2,264.79 （+26.02）
マザーズ　　 806.22 （+8.55）

東証プライム売買代金：4兆1489億円
値上がり1066／値下がり695／変わらず73
グロース売買代金：1955億円

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【今週の重要スケジュール】

6/14(水)
FOMC（パウエルFRB議長会見）

6/15(木)
日銀金融政策決定会合（～16日）
ECB理事会

6/16(金)
日銀金融政策決定会合結果公表
植田日銀総裁会見