日の丸パワー半導体関連銘柄
トレックス・セミコンダクター（6616）
半導体関連銘柄の1つ。特徴的なのは、半導体の回路設計のみを行う業容という点。国内外には多くのファウンドリー（製造受託のみを行う企業）が多い中で、珍しいファブレス（工場を持たない半導体の設計のみを行い企業）のジャパン・メーカーとして今後スポットライトが当たる日もそう遠くはないであろう。パワー半導体関連の企業を傘下に収めており、人気テーマ「パワー半導体関連銘柄」としても注目。
パワー半導体を手掛けるのは子会社「フェニテックセミコンダクター」。終わった期の本決算において、同子会社のパワー半導体は好調に販売できているようである。ただ全社を通して、電力の高騰もあり営業益は増益となったものの営業利益率は0.2ポイント低下。今期会社予想では前期比で7.2ポイント低下するようである。恐らく半導体の供給量が反動で急増したことから、在庫調整が長期間続くと考えられる。この影響と電力高騰も有り、今期はやや弱めの予想と見る。
一方で、新車生産は続いており特にEV（電気自動車）が今後市場に多く出回りそうである。そういった環境において、同社子会社のEVに使われるパワー半導体の販売は更に堅調になるであろう。そして株価は回復してきた。上記の本決算発表後、窓を開けて大量に売られたが、既に窓埋めは完了。次なる課題は100日線（執筆時：2386円）や200日線（同：2587円）となるであろう。5日線と25日線のデッドクロスを回避するほど騰勢も盛んであり、これらの課題解決に余り日柄は要さないと見る。
半導体関連銘柄の1つ。特徴的なのは、半導体の回路設計のみを行う業容という点。国内外には多くのファウンドリー（製造受託のみを行う企業）が多い中で、珍しいファブレス（工場を持たない半導体の設計のみを行い企業）のジャパン・メーカーとして今後スポットライトが当たる日もそう遠くはないであろう。パワー半導体関連の企業を傘下に収めており、人気テーマ「パワー半導体関連銘柄」としても注目。
パワー半導体を手掛けるのは子会社「フェニテックセミコンダクター」。終わった期の本決算において、同子会社のパワー半導体は好調に販売できているようである。ただ全社を通して、電力の高騰もあり営業益は増益となったものの営業利益率は0.2ポイント低下。今期会社予想では前期比で7.2ポイント低下するようである。恐らく半導体の供給量が反動で急増したことから、在庫調整が長期間続くと考えられる。この影響と電力高騰も有り、今期はやや弱めの予想と見る。
一方で、新車生産は続いており特にEV（電気自動車）が今後市場に多く出回りそうである。そういった環境において、同社子会社のEVに使われるパワー半導体の販売は更に堅調になるであろう。そして株価は回復してきた。上記の本決算発表後、窓を開けて大量に売られたが、既に窓埋めは完了。次なる課題は100日線（執筆時：2386円）や200日線（同：2587円）となるであろう。5日線と25日線のデッドクロスを回避するほど騰勢も盛んであり、これらの課題解決に余り日柄は要さないと見る。
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