皆様、「ハイプマン」という言葉ご存じでしょうか？
語源には諸説ありますが、一言でわかりやすくお伝えするなら「盛り上げ役」や「煽り屋」というイメージでしょうか。

私、株式投資に関して、自慢できるスキル（能力）は、大して持ち合わせておりません。
専門的にテクニカルを学んだわけでもなければ、決算書を細部まで分析できるわけでもなければ、税制面や財務面に対する知識も乏しいように思います。
「株は技術だ！」と言い切るアノ方にたてつくわけではありませんが、株式投資に技術など不要と考えていますし、技術など何ら持ち合わせていない私でさえも、そこそこ理にかなった相場観と共に、相場の流れを読み当てる事は可能だと信じています。

ただ、市場関係者の1人として、誰にも負けないと自認している事もあります。
自身の肌、鼻、目で感じた「相場のメッセージ」を基に、自分なりの投資シナリオやストーリーを組み立てて、それが実現する事を信じて疑わない事。
はい、自慢できるのはそれだけです。
「私はこう思う」と言い切る事を怖がった事は無いつもりですし、キチンと結果を伴う「実績打率」も、決して低くは無いように思います。

金融商品取引業者は「非製造業」ですし、なにより「サービス業」ですから、本来、
ゼロから1を産み出せる技術も能力もありません。
あたりまえですね。
ですが、私はハイプマンなので、1を2にするだけでは無く、一気に1を3や4にする事さえ出来る「ハズ」だと信じています。
盛り上げて、煽って、「流れ」をも自分自身に引き付ける事によって、自分なりのシナリオやストーリーの実現に、繋げてゆく事も可能と常に信じております。

「インフルエンサー」とか「YouTuber」も、私にとっては「ハイプマン」と同じロジックだと考えています。
お笑い芸人を本職となさっている方が、株式投資で大成功したからといって、それは「技術」によるものとは考え難い。
自分なりのシナリオやストーリーを組み立てて、それが実現する事を信じて疑わず、さらには自ら「発信」して「流れ」を引き付け、引き付けられた人達が群がるから、出来高急増、株価急騰という「イナゴタワー」が示現するわけですね。

「グロース株の【逆襲】が来る」という弊社の年初からのベーシックシナリオも、もちろん理にかなった根拠を複数お示しする事が可能である一方、シナリオの根幹は、そう信じて、信じる事で「【逆襲】の流れ」をも引き込める、とさらに強く信じて「待つ」事にありました。
はい、投資シナリオってそんなもんです。
むしろ、そんな「感覚的」な面こそが重要だったりすると認識しています。
MACDとか、ボリンジャーバンドとか、ROEだとか、そうした「指標」は、自身のシナリオの自信の無さを、「理にかなったものと信じ込む」為の「いいわけ材料」程度にしか考えていません。

年初、大発会の日経平均が、377円安の陰線スタートだった事を、会員様各位はご記憶の事と存じます。
そこから日経平均が7000円以上も上昇するなんて、当時は誰も想定できなかったハズです。

いえ、誰も「想定」できなかったと言うよりも、誰も「信じて」いなかったと申し上げる方が実勢に近いように思います。
28000円、29000円と進むごとに、日経平均が30000円を奪還すると「信じる」人が増えたからこそ、30000円が、30000円以上の水準に進む事が、こうして実現したのではないかと思う次第です。

一方で、相場は「生き物」なので、行き過ぎた動きを相場自身が修正する「自浄作用」を有している、と個人的には信じてやみません。
近日中にも、理論的根拠と共に、日経平均が30000円水準まで下落調整する可能性をもご指摘しようかなどと思っておりますが、その見通しの根幹も、「あまりにも楽観的に傾き過ぎた」ゆえの「反動調整」という、かなり「感覚的」な部分こそがメインとなりましょう。

私は「常に強気、いつも冷静」なつもりです。
「マザーズ指数は1000ポイントを目指している」と信じている私が、その見解を声高に唱え始め、「ハイプマン」として本気で盛り上げ、煽り始めたら、私の「逆」を行くのはキケンでしょう。(^^)
キッチリと私の後に「乗っかって」付いてきていただきたいと存じます。


執筆：木村泰章


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　単発スポット銘柄の見解
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し～っ！
今までしっかり働いてくれましたから、今はゆっくりお休みさせてあげましょう。

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慌てず、下値狙いで買い直しを狙いましょう。
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