【6/22】本日の相場予測
パウエルFRB議長の議会証言を前に5月の英の消費者物価指数(CPI)が市場を上回る伸びとなった事で、22日にもイングランド中央銀行が利上げを実施するのではとの憶測が拡がり続落で始まった。そのパウエルFRB議長の議会証言が先週のFOMC後の記者会見の内容からサプライズ感がなかった事から下値は抑えられ、一時はプラス圏まで切り返す展開が見られたものの、NY市場は-102.35ドルの33951.52ドル、ナスダック総合指数も-165.095pの13502.199と共に3日続落。
【★日経平均見通し★】
アジア、欧州と米国と材料難から軟調な地合いが続いており、東京市場も弱含む環境にはあるがプライム銘柄と比べて出遅れ感が意識されているマザーズ指数銘柄をはじめ中小型株やIPO銘柄が物色対象になりそう。
※本日IPO:リアルゲイト(5532)、アイデミー(5577)
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.26倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.37倍(先進国平均:約2.8倍)まだ低水準
配当利回り: 1.93%
●騰落レシオ(25日)111.17%(ちょっとだけ上昇)120%以上になると過熱感が意識される
●空売り比率:42.7%→38.7%(売り目線減少)
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.23(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(6/21)のおさらい】-
3連休明けの欧州、NY市場安に伴って大阪225(夜間取引)も33080円まで下げた事で、東京市場も寄り後こそ-200円超まで下げたが下値を拾う動きが活発になると、一転ジリ高の展開となった。またドル円が円安に振れると先物主導のインデックス買いが入ると一段高となり、日経平均は+186.23円の33575.14円で終わった。また新興市場への買い意欲も強く、東証マザーズ指数は+6.43pの864.77と4日続伸と活況となった。
日経平均 33,575.14 (+186.23)
TOPIX 2,295.01 (+11.16)
マザーズ 864.77 (+6.43)年初来高値更新!
東証プライム売買代金:3兆8945億円(相場の方向感は乏しいが、出来高は高位をキープ)
値上がり1119/値下がり648/変わらず66
グロース売買代金:3282億円(賑わってます)
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【今週の重要スケジュール】
6/22(木)
英国金融政策発表
パウエルFRB議長が米上院で議会証言
6/23(金)
5月全国消費者物価指数(8:30)
5月全国百貨店売上高(14:30)
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