【6/29】本日の相場予測
朝方はバイデン政権が中国への半導体輸出規制のさらなる制限を検討と伝えられ、半導体株が弱含んで始まり、またECBフォーラムでの米FRB議長がインフレ抑制策で『2会合連続での利上げの可能性』を示唆した事でハイテク株中心に売られた。売り一巡後は方向感を探る展開ながら下げ幅を縮小させ、NYダウは-74.08ドルの33852.66ドルと反落、反面ナスダック総合指数は+36.077pの13591.750pと続伸で終わった。
【★日経平均見通し★】
前日に今年2番目の上げ幅を記録しほぼ全面高になった事で、本日は利食い売りをこなしながら方向感を探る展開か。ECBフォーラムでのパウエル議長の発言から、ドル円が144円半ばで推移している事も相場の下支えになるかと思われる。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.31倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.38倍(先進国平均:約2.8倍)
配当利回り: 1.94%
●騰落レシオ(25日)113.03%(むむ!?120に接近)120%以上になると過熱感が意識される
●空売り比率:41.5%(踏み上げた感じなし)
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.19(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(6/28)のおさらい】-
前日のNYダウが7日ぶりの反発で終わった事で寄付から買い戻し中心に反発して始まった。その後はプラス圏でもみ合っていたが、後場に入るとドル円が144円台前半をつけた事もあり、改めてこの日の相場の力強さを確認すると大引けにかけて一段高となり、結局+655.66円の33193.99円と高値引けで終わった。東証33業種中32業種が上昇し、プライム市場上場銘柄全体の94%が値上がりとなり、ほぼ全面高となった。
日経平均 33,193.99 (+655.66)※今年2番目の上げ幅
TOPIX 2,298.60 (+44.79)
マザーズ 806.27 (+7.61) ※IPO銘柄の押し目は危険
東証プライム売買代金:3兆9036億円【分割権利取りのNTT(9432)が寄与した印象】
値上がり1733/値下がり89/変わらず12※下落業種は海運業のみ
グロース売買代金:2476億円
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【今週の重要スケジュール】
IPO銘柄に不名誉な記録が・・
昨日上場したノイルイミューン・バイオテック(4893)が、東京証券取引所上場で今年初の初値公募価格割れとなった。
6/29(木)
IPO:W TOKYO(9159)
米新規失業保険申請件数(前回26.4万件)
6/30(金)
IPO:レバレーゼ(9160)、ジーデップ・アドバンス(5885)、クラダシ(5884)
5月失業率(8:30)
5月有効求人倍率(8:30)
6月都区部消費者物価指数(8:30)
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