ゴールデンクロス銘柄
九州地盤の建材商社。今ホットで多くの設備投資資金が投入される九州地域。TSMC(台湾積体電路製造)やソニーGによる半導体関連の工場建設予定地であることも同社株のカタリストの一つと読む。事業所の建設に伴い、社宅に用いられる建材の需要も高まりそうだ。工事請負のエンジニアリング事業の復調にも期待したい。バリュエーションはPER8倍台、PBR0.7倍台(執筆時点)と割安に感じられる。「PBR1倍割れ」「九州関連」として注目。
5/9発表の前期本決算は会社計画値を上回って着地(経常利益)。非住宅市場の開拓にも取り組んでおり、半導体関連設備の需要も取り込めば今期以降は更に業績を伸ばせそう。法人の設備投資は増えているものの、今後の住宅市場は厳しい展開になることが予想されるため、エンジニアリング事業の回復が今後の課題と見る。M&Aで多くのノウハウを吸収していることから中長期的にはシェアの拡大が期待できる。
株価は戻り歩調が鮮明になりつつある。3/30に開けた大きなマド埋めも完了。出来高が急増した3/29の戻り待ち売りを消化すれば需給が引き締まり、更なる株高が見込まれよう。テクニカルでは週足のMACDがゴールデンクロス達成。MACDがマイナスからプラスに転じており、強いリバウンドが今後も続くと予想。MACDとシグナルのプラスかい離幅(ヒストグラム)の推移が安定したところを見計らって仕込むスタンスも一考だ。
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