「高値ブレイク！」銘柄
TAKISAWA（6121）
工作機械メーカー。部品などを加工するNC旋盤、(モノのインターネットの)IoT機能が組み込まれたCNC旋盤に強い。クルマの生産数が増加している中で同社製品の引き合いが今後更に強まってきそうだ。バリュエーション面はPBR0.4倍台(執筆時）と割安感あり。EV/EBITDA倍率は6倍台(直近の業績時点)で、PBRと比較すれば企業価値そのものは高いと見られる。相対的な株価水準の低さが魅力的に映る。
5/15には本決算を発表。経常利益は16.59億円(前期比94.8％増)と前期の約2倍の水準で着地。中国を中心とした海外の業績が牽引したおかげで国内の損失を補った格好と見られる。今期の経常利益は前期比で減益の見通し。中国の情勢は依然として不透明であることから、特に海外のニーズを保守的に見積もった予想だろう。同国の老朽化した不動産の解体は新たな都市開発を進める上で必須と思われるため、建機需要が急減することはなさそうだ。
直近の株価は以前もみ合っていた4月～5月の株価水準を超え高値ブレイク。需給は良好と見られる。市場全体の投資家心理は冷え込んだ印象だが、同社株に関しては強気姿勢が増している感じがする。1350円を超えた所で一旦利益確定売りが発生する可能性は残しつつも、高値を更新し続けそうだ。日足の一目均衡表では遅行スパンと実線の位置関係が良好でプラスかい離が今後も持続すれば更に買い方優勢スタンスは続くと見る。
工作機械メーカー。部品などを加工するNC旋盤、(モノのインターネットの)IoT機能が組み込まれたCNC旋盤に強い。クルマの生産数が増加している中で同社製品の引き合いが今後更に強まってきそうだ。バリュエーション面はPBR0.4倍台(執筆時）と割安感あり。EV/EBITDA倍率は6倍台(直近の業績時点)で、PBRと比較すれば企業価値そのものは高いと見られる。相対的な株価水準の低さが魅力的に映る。
5/15には本決算を発表。経常利益は16.59億円(前期比94.8％増)と前期の約2倍の水準で着地。中国を中心とした海外の業績が牽引したおかげで国内の損失を補った格好と見られる。今期の経常利益は前期比で減益の見通し。中国の情勢は依然として不透明であることから、特に海外のニーズを保守的に見積もった予想だろう。同国の老朽化した不動産の解体は新たな都市開発を進める上で必須と思われるため、建機需要が急減することはなさそうだ。
直近の株価は以前もみ合っていた4月～5月の株価水準を超え高値ブレイク。需給は良好と見られる。市場全体の投資家心理は冷え込んだ印象だが、同社株に関しては強気姿勢が増している感じがする。1350円を超えた所で一旦利益確定売りが発生する可能性は残しつつも、高値を更新し続けそうだ。日足の一目均衡表では遅行スパンと実線の位置関係が良好でプラスかい離が今後も持続すれば更に買い方優勢スタンスは続くと見る。
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