【7/13】本日の相場予測
注目された6月米消費者物価指数(CPI)は3.0%(5月4.0%)、コア指数も4.8%と(5月5.3%)と前月比で伸びが鈍化、なおかつ市場予想も下回った事で寄付きから大幅高で始まったものの、その後は利益確定売りに押され上げ幅を縮小して取引終了。NYダウは+86.01ドルの34347.43ドル、ナスダック総合指数も158.264pの13918.963pと共に3日続伸した。
【★日経平均見通し★】
本日は米国株高を受けて続伸で始まりそう。しかし、昨日一部で流れた日銀の『大規模金融緩和策』の見直しとの新たな材料が燻り、積極的に上値を買う動きは限定的か。また、円ドルが円高方向(138円台)に傾いており、輸出関連株が相場の重しになる可能性があることを示唆しておこう。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:14.74倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.32倍(先進国平均:約2.8倍)
配当利回り: 2.01%
●騰落レシオ(25日) 97.14% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:44.1%(足元の調整で空売りの損益が急回復しているようだが、本日は損失覚悟の買い戻しが入る可能性あり)
●日経平均ボラティリティー・インデックス:21.52(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(7/12)のおさらい】-
米国市場の株高を受けて続伸して始まったものの、戻り売りがフタをする形ですぐにマイナス圏に下落した。当日夜発表の6月の米消費者物価指数(CPI)を控えている中、海外筋から、日銀が『大規模金融緩和策』を見直すのでは?との憶測が広がり、ドル円が139円台前半まで進んだ。その後節目の32000円を割り込んだ後、この節目を挟んでのもみ合いから、引けは6/8以来1ヵ月ぶりに32000円を割り込んで-259.64円の31943.93円と反落、またTOPIXは-14.92pの2221.48pと7日続落となり、2021年9月27日〜10月7日の9日続落以来の長期続落で引けた。
日経平均 31,943.93 (-259.64)
TOPIX 2,221.48 (-14.92)
マザーズ 773.54 (-14.49)
東証プライム売買代金:3兆3989億円
値上がり464/値下がり1313/変わらず58
グロース売買代金:1741億円
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【今週の重要スケジュール】
米6月消費者物価指数の結果は、前年同月比の上昇率が3.0%と5月(4.0%)から鈍化。
インフレ抑制のために米連邦準備理事会の利上げが長期化するとの警戒が後退。
7/13(木)
注目決算:ファーストリテイリング※指数寄与度大
7/14(金)
スモールSQ
G20財務相・中央銀行総裁会議(インド、~7/18)
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