株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2023-07-19 08:40:00

本日の相場予測

【7/19】本日の相場予測

【米国株】
6月の小売売上高や鉱工業生産指数が市場予想を下回った事で小安く始まったが、好調な企業決算を背景にその後は金融株を中心に上昇、中頃からはこの日の高値圏で推移した。NYダウは+366.58ドルの34951.93ドル、またナスダック総合指数も+108.693pの14353.642pと昨年4月以来、1年3ヶ月ぶりの高値を記録した。


【★日経平均見通し★】
本日も1年3ヶ月ぶりに高値を更新した米国株式市場の地合いを引き継ぐ形で堅調に始まると思われるが、上値の重さを確認した時にどこまで耐えられるかだが、海外市場でも人気を集めた金融株やナスダックも引き続き強い事からハイテク株がどこまで先導役になれるかが見どころか?また、テクニカルチャートの25日移動平均線(執筆時:32,970.62円)を捉える事ができればテクニカル好転が意識され、明日以降堅調な動きになる可能性もある。

-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:14.93倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
        PBR: 1.34倍(先進国平均:約2.8倍)
    配当利回り: 1.99% 

●騰落レシオ(25日)93.43% 冷めてます(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:42.5%(昨日の上昇で買い戻しが入ったようだ)
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.37(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)


-【前営業日(7/18)のおさらい】-
3連休明けの東京市場は、前日の米国株式市場が7か月ぶりの高値を更新した事を好感し堅調にスタート。一時300円を超える上げ幅となったが、前日発表された中国の4〜6月期GDPが市場予想を下回った事で香港・上海市場が下落して始まると、上げ幅を縮小する展開となりマイナス圏まで下げる場面もあった。その後は前日終値近辺での方向感に迷いが生じ、大引けは日経平均株価は+102.63円の32493.89円、TOPIXは+13.18pの2252.28pと反発した。


日経平均 32,493.89 (+102.63)
TOPIX   2,252.28 (+13.18)
マザーズ   784.77 (+0.05)

東証プライム売買代金:3兆1122億円※参加者不在のバロメーターは3兆円割れ
値上がり1300/値下がり478/変わらず57
グロース売買代金:1459億円

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【今週の重要スケジュール】

バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーが決算を発表し、いずれも売上高などが市場予想を上回った。
この流れを引き継ぎ、日本市場も金融株が物色されそうだ。

7/19(水)
6月訪日外客数(16:15)※中国人観光客動向に注目
米注目決算発表:テスラ、ネットフリックス、ゴールドマン・サックス、IBM

7/20(木)
6月首都圏マンション発売戸数(14:00)
台湾決算発表:TSMC(半導体セクターに影響大)

7/21(金)
6月全国消費者物価指数(8:30)

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