【米国株】
6月の米住宅着工件数が予想を下回った事で金融引き締め懸念が後退し、朝方から買い優勢で始まる。前日同様、好決算を背景に金融株等が先導役となり、終日しっかりした展開でNYダウは35000ドルを回復、＋109.28ドルの35061.21ドルと8日続伸。またナスダック総合指数は＋4.376pの14358.018p で終わった。


【★日経平均見通し★】
連日高値更新している米国株式市場の流れを引き継ぐ展開で、本日の東京市場も堅調な展開になると思われるが、改めて国内に目を向けると依然として材料不足であり、上値は限定されそう。また、テクニカルチャートでは、好転が意識される25日移動平均線（32,965.72円、執筆時）より上の水準で終えられるかに注目したい。

－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：15.12倍（先進国平均：約18倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.36倍（先進国平均：約2.8倍）
　　　　配当利回り： 1.96％　

●騰落レシオ（25日）98.04％　過熱感なし（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：40.7％（昨日の上昇で買い戻しが入ったようだ）
●日経平均ボラティリティー・インデックス：19.82（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（7/19）のおさらい】－
4〜6月期の好調な企業決算に支えられて米国株式市場が日々高値更新をしている事から、東京市場も値がさ株を中心に幅広く買われた。この日は終日プラス圏で推移し、ドル円が139円前半まで円安に振れると輸出関連株も一段高となり日経平均株価は＋402.14円の32896.03円、TOPIXも＋26.69pの2278.97pと共に高値引けで終わった。


日経平均　32,896.03 （+402.14）
TOPIX　　　2,278.97 （+26.69）
マザーズ　　 789.47 （+4.70）

東証プライム売買代金：3兆2189億円※参加者不在のバロメーターは3兆円割れ
値上がり1615／値下がり179／変わらず41
グロース売買代金：1474億円

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【今週の重要スケジュール】

6月訪日外客数の結果
新型コロナウイルス感染症の拡大により訪日外客数が大幅に減少した2020年2月以降、初めて200万人を突破！
インバウンド関連の見直し買いに注目。

7/20(木)
6月首都圏マンション発売戸数（14:00）
台湾決算発表：ＴＳＭＣ（★半導体セクターに影響大）

7/21(金)
6月全国消費者物価指数（8:30）