【7/21】本日の相場予測
ダウ平均は景気後退を回避することが可能との楽観的な見方が支援し9連騰を達成。一方、テスラとネットフリックスの決算に失望感が広がりナスダック指数は終日軟調に推移した。ダウ平均は163.97ドル高の35,225.18ドル、ナスダックは294.711ポイント安14,063.307で取引を終了。
【★日経平均見通し★】
東京市場は軟調な展開を予想する。昨日発表された台湾半導体大手(TSMC)のネガティブ決算を嫌気して、指数寄与度の高い値がさ半導体関連が指数の重しになる可能性あり。決算を控えた多くの銘柄は手がけづらい状況にあり、買い向かう動きは限定的であろう。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.01倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.35倍(先進国平均:約2.8倍)
配当利回り: 1.99%
●騰落レシオ(25日)92.10% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:40.7%→45.1% ※売り目線増加
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.01(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(7/20)のおさらい】-
日経平均株価指数は19日(水)に400円以上値を上げ、テクニカルチャートの25日移動平均線(32,885.44円)に近づいていたことから、昨日は利益確定の売りが優勢になり前日の大幅高を帳消しにして終了。終値は、19日に比べて-405.51の32,490.52円とほぼ安値引けとなった。
日経平均 32,490.52 (-405.51)※19日高値引け、昨日ほぼ安値引け、方向感が定まりにくい夏相場
TOPIX 2,260.90 (-18.07)
マザーズ 776.98 (-12.49)
東証プライム売買代金:2兆9627億円※3兆円割れで参加者不在が鮮明に
値上がり497/値下がり1264/変わらず74
グロース売買代金:1498億円
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【今週の重要スケジュール】
注目されたTSMCの決算は、通期見通し下方修正されネガティブ決算となった。
7/21(金)
6月全国消費者物価指数(8:30)
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