【昔はなかった逆指値注文とは？】

昔はなかった逆指値注文とは？

逆ってなんだよ

「安く買って高く売る」が株式投資の基本となるが、その逆である

買った株式が安くなったら売却する

簡単に言えば損切である。

自分でルールを設定して、買い付けコストから20％下落したら、いったん見直すために売却する。

実際に下落すると躊躇して売れなかったり、利食い局面では欲が出てしまい売り時を逃してしまった経験をお持ちの方も多いのでは？

売り時は、プロでも判断が難しいとされており、機械的に執行することで、損失拡大や利確のタイミングをサポートしてくれる便利な執行方法といえそうだ。

【レーザーテック（6920）で逆指値を設定】

昨日引け後に、前期業績の上方修正を発表したレーザーテック（6920）の値動きを参考に逆指値を設定してみよう。

前日終値20,395円で購入したと仮定する

始値：21,000円
高値：21,000円
安値：20,470円
終値：20,655円

株価は、前期業績の上方修正を好感して21,000円からスタート。

約600円の利幅が狙えるチャンスである。

利食いのチャンスだが、まだ上昇するかも（欲）が出て寄付きで売れなかったとする。

そこで逆指値の登場である。

逆指値を20,900円で設定する。

現値が21,000円の時に設定条件（トリガー条件）で 逆指値の注文を20,900円に設定して出しておけば、若干、利幅は縮小するが20,900円以下になった時点で自動的に発注されるため利食いのチャンスを逃さずに済むのだ。

逆指値を知る前の心境をシミュレーションしてみよう。

心境は恐らくこうだ

高値21,000円から20,900円まで調整

また戻るであろう、買い増しか？

あれあれ20,470円になちゃったよ

買付コストが20,395円だからまだ大丈夫

あれあれ20,000円を割れちゃったよ（仮定）

まだ、評価損が少ないから大丈夫

売り時を逃し、自分の都合のよい解釈をした結果、絵に描いた餅になってしまったのだ。

「利食い千人力」をよく使わせてもらうが、投資目的が配当ではなく値幅の場合は、利確と損切の目安を明確にして取り組みましょう。

逆指値は、取引時間中は忙しくて株価のチェックができない方などには有効な執行方法といえそうだ。


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　Wのウォッチ銘柄
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・イチケン（1847）
節目の値固めが済んでから

・マツダ（7261）
1300円割れで拾えれば・・・

・カナレ電気（5819）
上値抵抗線突破とみる

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　Wのコラムで紹介した銘柄
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・リョービ（5851）
7/21の紹介から本日公開後高値更新！

・日立建機（6305）
6/5の紹介から本日公開後高値更新！

・リニューアブル・ジャパン（9522）
5/11の紹介から本日公開後高値更新！

・サンセイランディック（3277）
4/17の紹介から本日公開後高値更新！

・力の源ホールディングス（3561）
1/27の紹介から本日公開後高値更新！

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　単発スポット動向
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・緊急即日公開銘柄2023[第1弾]
最終目標に向かって高値更新中

・緊急即日公開銘柄2023[第3弾]
公開後高値更新中！おめでとう！

・社長大石に動きあり！
まさか！？あの伝説を再現・・・