【米国株】
NYダウは小幅ながら12連騰した。この日も好決算銘柄を中心に景気敏感株が相場を支えた。また、7月の米消費者信頼感指数が117.0（市場予想112.0）と大幅に上回った事で、景気への楽観的な見方が一段と強まり、終日強含みの展開となった。NYダウは26.83ドル高の35438.07ドル、ナスダック総合指数も85.689p高の14144.555pと続伸して終わる。


【★日経平均見通し★】
日本時間27日未明に結果が発表される米国FOMCの行方と週末の日銀金融政策決定会合を控え、警戒感から上値は限定的となりそうだ。
また、本日の取引終了後に発表される半導体試験装置で世界大手のアドバンテスト（6857）の決算内容を見極めたい動きも重なり、引き続き方向感の乏しい展開を予想する。

－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：15.17倍（先進国平均：約18倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.36倍（先進国平均：約2.9倍）
　　　　配当利回り： 1.97％　

●騰落レシオ（25日）95.55％　過熱感なし（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：41.2％　※方向感に乏しい夏相場
●日経平均ボラティリティー・インデックス：19.21（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（7/24）のおさらい】－
日経平均株価は小反落。FOMC、日銀の金融政策決定会合を控えている事や本格的な4〜6月期の決算発表を前に手控えムードが強く前日大幅高した銘柄を中心に利食い売り優勢になり、日経平均株価18.43円安の32682.51円と大引けにかけて下げ幅を縮小した。

日経平均　32,682.51 （-18.43）※19日高値引け、20日ほぼ安値引け、24日、25日はほぼ高値引け。方向感が定まりにくい夏相場
TOPIX　　　2,285.38 （+4.20）3連勝中
マザーズ　　 768.05 （-2.16）

東証プライム売買代金：3兆0877億円※参加者が減ってきた。空元気は下げも早いので要注意
値上がり1075／値下がり685／変わらず75
グロース売買代金：1237億円

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【今週の重要スケジュール】

・米注目決算
取引終了後に四半期決算を発表したグーグルを運営するアルファベットは1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。一方で、マイクロソフトは1株利益が予想を上回ったものの前年に比べた伸びの鈍化が警戒され、時間外取引で売られている。

7/26(水)
米注目決算発表：メタ・プラットフォームズ、インテル

7/27(木)
日銀金融政策決定会合（～7/28）

7/28(金)
植田日銀総裁会見
8月都区部消費者物価指数（8:30）