【7/31】本日の相場予測
週末のNYダウは反発した。
朝方、6月の個人消費支出物価指数(Core)が4.1%上昇(市場予想4.2%)と5月(4.6%上昇)から減速した事や、4〜6月期の好決算を発表したインテルやP&Gが買われ、ソフトランディング期待からNYダウは176.57ドル高の35459.29ドル、またナスダック総合指数も266.551p高の14316.658pで3日ぶりに反発した。
【★日経平均見通し★】
先週末に大荒れした東京市場だが、米国市場の主な株式指数が反発したことや、シカゴ225先物も33100円で終わった事から堅調に推移しそう。引き続き、国内企業の決算発表が目白押しであり、決算発表内容によっての個別物色の展開になると思われる。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.22倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.36倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り: 1.97%
●騰落レシオ(25日)95.41% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:47.7% ※本日踏み上げか?
●日経平均ボラティリティー・インデックス:18.59(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(7/28)のおさらい】-
この日まで行われた日銀の金融政策決定会合で、YCC(イールドカーブコントロール)の柔軟な運用が議論されるとの報道により、朝方から円高ドル安が進み、32500円近辺まで下げて日銀の動向を見守る展開。
昼過ぎに発表になったYCCのニュースは内容の解釈の違いにより一旦は急激に戻すものの海外投資家に売り直され、日中幅は一時809.42円と今年2番目の大きさを記録し一時は32040円近辺まで急落した。大引けにかけては買い戻しにより、日経平均株価は131.93円安の32759.23円と乱高下、売買代金も5兆7000億円と大商いとなった。
日経平均 32759.23 (-131.93)
TOPIX 2,290.61 (-4.53)
マザーズ 764.04 (-7.92)
東証プライム売買代金:5兆7000億円
値上がり757/値下がり1018/変わらず58
グロース売買代金:1546億円
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【今週の重要スケジュール】
7/31(月)
6月鉱工業生産(8:50)
ユーロ圏4-6月期GDP(18:00)
8/1(火)
6月失業率(8:30)
6月有効求人倍率(8:30)
7月新車販売台数(14:00)
米7月ISM製造業景気指数(23:00)
8/2(水)
日銀金融政策決定会合議事要旨(6/15~16開催分)
米7月ADP全米雇用リポート(21:15)
8/3(木)
英国金融政策発表
米6月製造業受注(23:00)
米7月ISM非製造業景気指数(23:00)
注目決算:三菱商事(8058)、住友商事(8053)、任天堂(7974)
8/4(金)
米7月雇用統計(21:30)
注目決算:丸紅(8001)、伊藤忠商事(8002)、三菱重工業(7011)
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