業績好調バリュー株
アルミニウム関連製品を製造する。クルマや、半導体製造装置などに使われる薄板、厚板等は設備投資の活性化で需要増が見込まれる。原料であるアルミニウム価格は高騰が一巡しており、徐々に値ザヤが改善してきそうだ。今後は国内需要だけでなく、グローバルサウスと呼ばれる、インドを中心とした新興国の開発需要の取り込みが課題と見る。
業績は、7/31に1Q決算及び中間決算における上方修正を発表。5月時点では、中間決算は大幅減益の予想だったが想定以上の売れ行きだった模様。事業環境は、クルマの生産及びニーズ、中国経済の見通しなど不透明感が漂っている。ただ、この先はインバウンドや客足改善により商いが活発化することで、流通拠点や製造設備に使われるアルミ(パネルシステム)、トラックの架装を中心に販売が好調に推移しそうである。
株価は切り返し基調が鮮明化してきた。6月の安値は1322円で、執筆時の株価は1555円と、地合いが不安定な中、株価は堅調。バリュエーションもPBRは0.4倍台(執筆時)とまだまだ株価に伸びしろが見込まれる。足元では、日足ボリンジャーバンドの+3σを突破しており、やや高値警戒感が意識されるゾーンと見た。利益確定売り等による調整後の反発を狙うスタンスが一考であろう。
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