【8/10】本日の相場予測
NYダウ、ナスダックともに続落。
明日の7月消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見ムードが広がる中、前日の地銀への格下げで銀行株が弱含んだことや、米政府が中国への投資規制を一段と強化するといったニュースでエヌビディアが5%安するなど大手ハイテク株も売られた。ダウは191.13ドル安の35,123.36ドル、ナスダック総合指数も162.308p安の13,722.016pと続落で終わった。
【★日経平均見通し★】
米国市場は続落するも中国政府が日本への団体旅行を再開させるニュースもあり、インバウンド関連が相場を支える展開が予想され、ミニSQや3連休を控えてはいるものの、143円台後半まで円安が進んでいることが追い風になると思われる。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.03倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.30倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り: 2.01%
●騰落レシオ(25日) 97.06% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:40.8%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.03(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(8/9)のおさらい】-
日経平均株価は反落。
米地銀の格下げによる米国市場の株安を受けてメガバンク株が下落して始まった東京市場は、日経平均株価指数の寄与率が高いダイキンやソフトバンクGの決算発表による嫌気売りで終日軟調な展開となった。翌日のSQや明後日から3連休を控えている事などから引けにかけてはポジション調整の売りで下げ幅を拡大し、日経平均株価は172.96円安の32,204.33円で終えた。
日経平均 32204.33 (-172.96)
TOPIX 2282.57 (-9.16)
マザーズ 762.56 (+4.48)
東証プライム売買代金:3兆8471億円
値上がり763/値下がり1004/変わらず68
グロース売買代金:1163億円
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【今週の重要スケジュール】
今週は決算発表がピークを迎えます。
決算跨ぎで悩まれている方は、無料銘柄相談でお問い合わせ下さい。
8月10日(木)
米7月消費者物価指数(CPI)(21:30)
予想 0.3% 前回 0.2%(前月比)
予想 3.3% 前回 3.0%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比)
予想 4.7% 前回 4.8%(コア・前年比)
米新規失業保険申請件数(21:30)
※ENEOSホールディングス(5020)、東京エレクトロン(8035)、三菱地所(8802)、住友不(8830)
8月11日(金)
米生産者物価指数(21:30)
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