【8/16】本日の相場予測
ダウ、ナスダックとも大幅反落。
15日発表の中国の経済指標が市場予想を下回った事で中国経済の先行き不透明感が拡がった。また米格付け会社による米大手銀行を含む約70行以上を格下げをする可能性が報じられた事から金融株が売られ、終日低調に推移した。ダウは361.24ドル安の34,946.39ドルと4日ぶりに反落し、ナスダック総合指数も反落し157.284p安の13,631.047pで終わった。
【★日経平均見通し★】
欧州、米国株式市場とも全面安。お盆休み中ということもあり、昨日は日経平均株価の1日の値幅が小さくなってきている事や、東証プライム市場の売買代金も減少し市場参加者が限られてきている事等から、32,000円を意識した押し目買いも限定的になると思われる。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.08倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.29倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り: 2.01%
●騰落レシオ(25日)112.22% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:41.6%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:18.85(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(8/15)のおさらい】-
日経平均株価は反発。
米国市場の株高や145円半ばまで円安が進んでいる事で半導体株をはじめ輸出関連株が買われたが、注目された4-6月期の国内GDPは市場予想を大きく上回ったものの、個人消費の落ち込みから内需が冴えなかった事や、中国の経済指標が予想を下回り先行き不透明感が意識された事等で、その後は戻り売りに上値は抑えられた。日経平均株価は178.98円高の32,238.89円と朝高後は伸び悩んだ。
日経平均 32,238.89(+178.98)※日中幅186円と3か月ぶりの狭さ(5/16の137円以来)
TOPIX 2,290.31(+9.42)
マザーズ 741.49(-7.12)
東証プライム売買代金:3兆0675億円※前日まで高水準も市場参加者が減少か?
値上がり1061/値下がり715/変わらず59
グロース売買代金:1899億円
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【今週の重要スケジュール】
8月16日(水)
米7月住宅着工件数(21:30)
米国:FOMC議事要旨
8月17日(木)
機械受注(8:50)
8月18日(金)
7月消費者物価指数(CPI)(8:30)
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