国内株式概況

　 　
本日の、国内株式市場は、前日の米国株式市場が大幅安だったことを受け、朝方から売りに押され、日経平均株価は、一時前日比、194.17円安の、12996.29円まで下落。
その後は、目先13000円を割り込んだことで、売り一巡後は反転。
また、破綻した米・レフコの無担保債権者リストに日本株ファンドが見当たらなかったことから、値を戻し、前日比プラス圏で取引を終了した。

日経平均株価は、前日比、9.49円高の、13199.95円と続伸。
ＴＯＰＩＸも、前日比、1.42ポイント高の、1385.37ポイントと小幅ながら続伸した。

業種別指数は、33業種中、24業種が上昇。
ＡＮＡ（9202）・ＪＡＬ（9205）の空運業が値上がり率1位。
旭硝子（5201）・日本電気硝子（5214）のガラス・土石製品が同2位。
富士火災（8763）・ウエブクルー（8767）の保険業が同3位。
食料品、銀行業、精密機器もしっかり。

半面、帝石（1601）・国際石油（1604）の鉱業が値下がり率1位。
新日石（5001）・昭和シェル（5002）の石油・石炭製品が同2位。
輸送用機器、ゴム製品、鉄鋼も安い。

個別銘柄では、含み資産関連で、秩父鉄道（9012）/450円（+240円）が（注）ＭＭ銘柄で爆騰。
業績上方修正と増配を発表した、システムリサーチ（3771）/5200円（+950円）が大幅高。
増額修正期待で、カンセキ（9903）/228円（+50円）がストップ高。
特別配当の50円を加え今期60円配当を発表した、テスコ（4226）/454円（+79円）はストップ高比例配分。

半面、業績不振で減額修正の、米久（2290）/1299円（-163円）は一時ストップ安まで売られた。、
日証金が貸借取引申込停止を実施した、中央毛織（3207）/387円（-43円）は大幅安。
新株予約券の発行を嫌気し、アーティスト（3716）/372000円（-36000円）も売られた。


（注）ＭＭ銘柄は、用語解説で解説しております。



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