【8/21】本日の相場予測
ダウは反発も、ナスダックは4日続落。
前日に中国恒大集団が連邦破産法を申請したことで、中国経済の先行き不透明感から取引開始直後から売り込まれた。ダウは一時200ドルを超えたものの週間で800ドル超下げていることから消費関連や景気敏感株の一角に値ごろ感からの買いが入り、NYダウは+25.83ドル高の34,500.66ドルと小幅反発、反面、この日も長期金利が高水準に推移している事でハイテク株が売られ、ナスダック総合指数は26.156p安の13,290.776pと4日続落となった。
【★日経平均見通し★】
今週は23日(日本時間:24日早朝)のエヌビディアの決算発表、24日からのジャクソンホール会議を控えて、東京市場は週初こそ様子見ムードが強くなりそうだが、お盆休みも明けたことで市場参加者が戻ってくると思われ、先週の下げ幅が大きかった新興株の戻りに注目したい。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:14.72倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.26倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り: 2.06%
●騰落レシオ(25日)103.47% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:46.8% ※先週末同様、買い戻しが下支えるか?
●日経平均ボラティリティー・インデックス:19.52(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(8/17)のおさらい】-
18日の日経平均株価は3日続落で終わった。
前日の米国市場も金融引き締め観測から米長期金利が上昇し、また中国恒大集団の連邦破産法の申請やカントリー・ガーデン・ホールディングスのデフォルト危機で揺らいでいるなど中国の景気悪化懸念から米株式市場の3指数が揃って下落したことを受け、朝方から東京市場も幅広い銘柄が売られた。日経平均株価は一時350円まで下落した後は、上海株式市場の上昇により東京市場も一転プラス圏まで戻したが、大引けにかけて再び売り直され日経平均株価は175.24円安の31,450.76円と6月1日以来の安値で終わった。
日経平均 31,450.76(-175.24)
TOPIX 2,237.29(-15.77)
マザーズ 714.39(-6.73)
東証プライム売買代金:2兆8832億円
値上がり334/値下がり1448/変わらず53
グロース売買代金:1733億円
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【今週の重要スケジュール】
今週は国内イベント閑散。
米エヌビディアの決算発表、米ジャクソンホール会議の結果待ちか・・・
8/22(火)
米 中古住宅販売件数(23:00)
8/23(水)
米 製造業購買者景気指数・PMI(22:45)
米 新築住宅販売件数(23:00)
米注目決算:・5-7月期(日本時間:24日午前6時)
8/24(木)
米 耐久財受注(21:30)
米 ジャクソンホール会議:8/24(木)-8/26(土)
8/25(金)
8月都区部消費者物価指数(8:30)
7月全国百貨店売上高(14:30)
パウエルFRB議長講
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