【米国株】
NYダウは続落、ナスダックは小幅続伸！
エヌビディアの決算発表やジャクソンホール会議を控えて全体は様子気分が強く、また大手格付け会社が米地銀の一部を格下げしたこともあり銀行株が軟調な展開となった。ダウは174.86ドル安の34,288.83ドルと続落。反面、前日に値上がりを見せたエヌビディア株は戻り売りに押されたものの、この日の米長期金利は比較的落ち着きを見せていたことでハイテク株に買い戻しが入り、ナスダック総合指数は8.283pの13,505.873pと小幅続伸した。


【★日経平均見通し★】
国内は手掛かり材料に乏しい状況で、昨日同様に近日に控えている米エヌビディアの決算発表とジャクソンホール会議の内容を見極めたい姿勢から、本日は一層膠着感が強くなると思われる。また、原発処理水の海洋放出の日程が決まり、関連銘柄である東京電力HD（9501）が売り買いの短期物色の対象か！？

－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：14.91倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.28倍（先進国平均：約2.9倍）
　　　　配当利回り： 2.04％　

●騰落レシオ（25日）111.04％　過熱感なし（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：43.2％　※若干低下
●日経平均ボラティリティー・インデックス：18.86（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（8/22）のおさらい】－
日経平均株価は続伸！
ナスダック高や146円台に推移している為替相場を受けて、東京市場は値がさの半導体株中心に輸出関連株が買われた。しかし買い一巡後は前日同様、今週のエヌビディアの決算やジャクソンホール会議を控えていることで様子見気分が強くなり一時340円高した上げ幅は縮小、この日も東証プライム市場の売買代金は３兆円を割り込んだが、日経平均株価は291.07円高の31,856.71円と続伸となった。


日経平均　 　 31,856.71（+291.07）
TOPIX　　　 2,265.71（+24.22)
マザーズ　　 　 735.15（+0.58）


東証プライム売買代金：2兆7279億円　※先週金曜日から3日連続3兆円割れ
値上がり1329／値下がり443／変わらず62
グロース売買代金：1432億円

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【今週の重要スケジュール】

今週は国内イベント閑散。
米エヌビディアの決算発表、米ジャクソンホール会議


8/23（水）
米　製造業購買者景気指数・PMI（22：45）
米　新築住宅販売件数（23：00）
米注目決算：エヌビディア・5-7月期（日本時間：24日午前6時）

8/24（木）
米　耐久財受注（21：30）
米　ジャクソンホール会議：8/24（木）-8/26（土）

8/25（金）
8月都区部消費者物価指数（8:30）
7月全国百貨店売上高（14:30）
パウエルFRB議長講演