株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2016-06-30 08:30:00

あすなろ相場展望

【 本日の相場展望 】 「Brexitショックの収束」


【6/30】あすなろ相場展望

〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜


おはようございます。

平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。

■ MENU ―――――――――

┣【1】本日の市況 

┣【2】本日の市場スケジュール

┣【3】決算・個別材料情報 

┣【4】自社株買い 

┣【5】市場変更・株式分割・信用規制

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■【1】本日の相場展望 
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【前場概況】〜本日もマザーズ銘柄が好調〜

 本日の東京市場は朝方184円高で始まったもののジリジリ上げ幅を縮小する展開となっています。Brexitショックから立ち直りの買い戻しも一巡してきており、全戻しするまでには勢い不足といった様相を呈しています。そのような中で堅調なのはマザーズ市場、そーせいG(4565)がけん引役となっているほか、農業総合研究所(3541)、キャリア(6198)など直近のIPO銘柄も新値追いの展開となっています。

 現在の市場は空売り比率が低下傾向にありますので、参院選を前にした新規の売り方不在であり、既存のショートカバーが相場を押し上げていると考えます。おそらくは15,000割れ水準ではGPIFなどの公的買いが入ってくる可能性があり、新たな売りポジションを手掛けにくいということではないでしょうか。現在の買い安心感は来週いっぱいまでは続くと思われますので、一旦の利益確定メドを考えておかれるとよいでしょう。

 明日は日銀短観が発表されますので、結果次第では7/28からの日銀金融政策決定会合に影響を及ぼすと思われます。3月・4月・6月と静観を貫いてきた日銀ですが、7/10以降の株価下落、経済指標の下振れによっては一段の追加金融緩和も視野に入っているはずです。この先は強弱材料の他に、イベントリスクをふまえながら慎重さをもって売買していきましょう。


【今日の相場見通し】〜昨日は全市場の83%が値上がり〜

 本日の東京市場も欧米株高を背景に堅調な推移となりそうです。最近の傾向からは欧米株の堅調さを確認して寄り高で始まり、利益確定売りをこなした後で一段高の展開がパターン化しています。本日も欧米市場ではVIX指数が低下、株価、原油、米国債の金利が揃って上昇しています。特にNY市場ではダウが284ドル高、原油が49ドル台回復でリスクマネーが戻ってきています。

 昨日の日経平均は3日続伸となり、全市場では83%が値上がりしストップ高をつけた銘柄は19社に達しました。為替水準は変わらず102円台ながらも輸出関連株にも買いが波及し、投資家センチメントは好転しています。昨日の高値15,626円は6/24の暴落の半値戻し達成。足元の25日騰落レシオは94.75まで上昇してきており短期的な戻り売りも出やすい頃ですので、安値で拾えた銘柄は一部利食いしておく慎重さも必要な場面でもあります。

 震源地の欧州市場で英FT100がBrexit前の水準を回復し、英ポンドやユーロが対ドル、対円で値を戻すなど、世界的に行き過ぎたリスク回避の巻き戻しが続いています。昨晩のスケジュールにあった米FRBによる金融機関へのストレステストは大方クリアしていることから、大手銀行では自社株買いや増配のニュースが市場を賑わせています。今後は米国債に偏った資金が世界市場に振り向けられることから、ドル売りの外国資産買いにも弾みがついてくるでしょう。

 CME日経先物が15,765円と先行感の高まりを受けて裁定買いも相場を押し上げる可能性もありますので、スイングトレードでも利益を狙える地合いとなってきています。ファンダメンタルをベースにしっかり買われる銘柄を見極めると良いでしょう。あすなろでも昨日社内会議の様子を映した『あすなろプレミアムMOVIE』を掲載しています。旬を迎えている農業総合研究所(3541)やエボラブルA(6191)なども話題にのぼっていますので、参考にしてみてください。


■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
5月鉱工業生産(8:50)
5月住宅着工件数(14:00)

<海外>
米6月新規失業保険申請件数(21:30)
米6月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)


■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】

《本日発表企業》20社
ニトリ(9843)、パイプドHD(3919)、夢の街創造委員会(2484)、アダストリア(2685)、USEN(4842)、キャリアリンク(6070)・・・など

・ドーン(2303)−16年5月期の経常益予想を7,400万円⇒1.15億円(55.4%増)に上方修正。コスト面の圧縮やそれに付随する仕入れコストが予想を下回ったため。

・CRE(3458)−16年7月期の経常益予想を23.14億円⇒38億円(64.2%増)に上方修正。物流施設2物件売却が当初計画より上振れ見込みが理由。あわせて配当予想を16円⇒20円に引き上げ。

【個別材料】

・メディシノバ(4875)−アルコール依存症を適応とするMN-166 の臨床治験のの追加解析による知見を発表。

・フジタ(3370)−16年3月期に債務超過を解消したことで、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄から解除された。

・グリー(3632)−サイゲームスが開発・運営する登録者数1000万人突破の超大作RPG「グランブルーファンタジー」のGREE版を7月12日から配信開始。配信に先駆けて6月29日から事前登録を始める。

・キャンバス(4575)−静岡県産業振興財団と「IDO/TDO阻害剤候補化合物」の共同研究契約を締結。がん細胞に発現する酵素の働きを阻害する「IDO/TDO阻害剤」の最適化および評価を実施し、新たな免疫系抗がん剤候補化合物の創出を目指す。

・ジーンテクノサイエンス(4584)−ダイドードリンコ <2590> とヘルスケア事業領域の新規事業機会を検討する。

・ペプチドリーム(4587)−研究開発中の抗インフルエンザ薬「PD-001」の前臨床試験を開始した。

・ヘリオス(4593)−眼科手術補助剤の新薬候補「HLM0021」を使った第3相臨床試験の結果が日本眼科学会雑誌に掲載。硝子体手術でHLM0021を硝子体腔に投与し内境界膜を染色して可視化することの有効性と安全性が評価された。

・日本アジア投資(8518)−400万ダウンロード突破の人気アプリ「クラッシュフィーバー」を開発・運営するワンダープラネットへ投資を実行。


■【4】自社株買い・公募増資
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・ミューチュアル(2773)−発行済み株式数の9.45%にあたる72万株(金額で5億8410万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は6月30日から7月28日まで。買い付け価格は29日終値を2.98%下回る780円。

・増田製粉所(2008)−発行済み株式数(自社株を除く)の2.19%にあたる20万株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は次回の定時株主総会開催時まで。


■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
更新準備中

【株式分割】
本日はありません。

【信用規制解除】
本日はありません。

【信用規制銘柄】
ソフトフロント(2321)−東証と日証金が30日売買分から信用取引に関する規制を実施。信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。

モブキャスト(3664)、−東証と日証金が24日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。

日本ラッド(4736)−同上。16日売買分から。


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