なぜアドバンテストが10%安?:想定どおりです!
むしろ「当然」と捉えておられる方さえ少なく無いのではないでしょうか。
弊社が、全体フォローで「日経平均暴落の可能性」をご紹介したのは6月26日。
日経平均は一旦30000円どころまで調整する可能性をご指摘し、むしろ、「相場の自浄作用」的な反動調整があった方が、
秋以降年末、年明け以降年度末に向けて、日経平均が上値を試しやすくなる、との見解をご紹介しました。
その際の根拠は、6月に「総楽観」に傾いていたがゆえの、「行き過ぎた」部分の水準訂正が主たるものでしたが、特に7月終盤から8月半ばにかけての決算発表シーズンに、半導体関連の今期減益見込みが再認識され、期待先行で上昇してきた半導体関連と、いわゆる「ハイテク」系主力級大型株が「反省」的な調整色を強めるだろう、と申し上げてきました。
7月12日には、「7月20日と7月21日近辺が目先の日経平均大幅下落警戒日」との見解もご紹介し、半導体大手のディスコも、東京エレクトロンも、アドバンテストも、今期は減益見込みである事をご指摘申し上げました。
「半導体関連株が上ブレする日は前日のSOX高の影響、下振れする日も外部要因やセクターセンチメント次第」
これが、7月8月の半導体関連銘柄群に関する、弊社の「総論的」見解です。
言い換えれば、半導体関連株群は、個別企業の業績推移よりも、外部要因の影響こそを受けやすい局面にあり、さらには、日経平均でさえも、半導体関連銘柄群の値動きの影響を受けやすい、という「相関関係」にあったものと捉えています。
日経平均が下落するならば、半導体関連株群も下落を強いられ、半導体関連株群が上昇すれば、日経平均を始め株価指数も上を向きやすかったわけです。
つまり、日経平均にも、半導体関連銘柄群にも、「内部要因的・自律基調的」には、方向感も方向性も無い。
あるとすれば、上向きよりも下向きの可能性が高い、と見ている次第です。
一方、タイミング的には想定よりもやや後ズレしてしまいましたが、主力級大型株群をはじめ日経平均の上値の重さが意識され、仮に大幅な下落が示現する事となっても、外国人投資家による日本株買いの勢いは継続し、主力級大型株群から溢れ出た資金は、中小型成長株群へと向かう。
ゆえに、中小型成長株群は【逆襲】的に、投資対象としては安全かつ優勢、という見解も併せてご紹介してきました。
昨日の全体フォローでもご紹介しましたとおり、昨日は日経平均が2%超の下落となる中、マザーズ指数はプラス圏を維持し、中小型成長株群は概ね、日経平均を上回る値動きでした。
いかがでしょう?
あすなろの見解は、レベル感やタイミングにズレはあったものの、大筋では方向感も展開も想定どおりとなっているものと、ご実感いただけたのではないでしょうか?
来週以降は、中小型成長株群「のみ」に、「底打ち宣言」を出すかもしれません。
「夏休みモードから戦闘モードへ!」というご提言をさせていただく可能性もありましょう。
是非、弊社からの全体フォローは、逃さずチェックし続けていただきたいと存じます。
執筆:木村泰章
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪緊急即日公開銘柄2023[第15弾]≫
第1ターゲット到達目前!
週明けの値動きが楽しみですね。
◆≪木村のレッドダイヤモンド銘柄-PREMIUM-≫
全体相場が冴えない中にあって、先週の値持ちの良さはホジティブ視しています。
来週は一気に●●●円へ【逆襲】を期待したいところです。
◆≪木村のザ・カリナンダイヤ銘柄≫
金曜日のプラス引けが、調整局面の終焉を示唆しているような印象です。
「安心して買える半導体関連株」なんていう捉えられ方が、市場内で進むかもしれません。
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