【米国株】
NYダウ、ナスダック共に続伸。
先週末のパウエル議長の講演で新たなサプライズ発言がなかった事から長期金利も落ち着きをみせ、買い安心感が広がり週明けの米国市場は、ダウは213.08ドル高の34,559.98ドル、ナスダック総合指数も114.485pの13,705.131pと共に続伸した。


【★日経平均見通し★】
米国市場の地合いを引き継ぐ展開で続伸して始まると思われるが、7営業日連続で売買代金が3兆円割れしていることで、買い一巡後の動きに変化を期待したいところ。また、中小型成長株に投資信託と思われる買いが幅広く入っている可能性があり、引き続き堅調な動きになると予想する。

－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：15.13倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.30倍（先進国平均：約2.9倍）
　　　　配当利回り： 2.00％　

●騰落レシオ（25日）116.55％　過熱感なし（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：40.6％　※昨日の45.7％から減少
●日経平均ボラティリティー・インデックス：18.39（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（8/28）のおさらい】－
日経平均は大幅反発。
先週末の米国市場高を受けて値がさ株が買われ、また香港・上海株式市場もしっかりした動きをしていた事で買い安心感が広がった。反面、福島原子力発電所の処理水の放出を巡って日中関係の悪化を懸念し、インバウンド関連が売られたものの、日経平均株価は545.71円高の32,169.99で終わる。

日経平均　 　 32,169.99（+545.71）
TOPIX　　　 2,299.81（+33.41)
マザーズ　　 　 748.05（+3.01）


東証プライム売買代金：2兆8936億円　※7日連続3兆円割れ
値上がり1508／値下がり276／変わらず178
グロース売買代金：1287億円

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【今週の重要スケジュール】

今週は売買代金増加に期待。

8月29日（火）
失業率　（8：30）
米　消費者信頼感指数（23：00）

8月30日（水）
米　ADP雇用者数（21：15）
米　4-6月期実質GDP（21：30）

8月31日（木）
鉱工業生産指数（8：50）
米　PCEコアデフレータ（21：30）
米　シカゴ購買部協会景気指数・PMI（22：45）

9月1日（金）
8月新車販売台数（14:00）※自動車関連に影響
米　非農業部門雇用者数（21：30）
米　ISM製造業景気指数（23：00）