【米国株】
米国市場は4日続伸！
この日発表になった全米雇用リポートが市場予想を下回ったことや4-6月期実質GDP（確定値）が下方修正されたことで長期金利が低下し、追加利上げ懸念が後退して連休前で薄商いの中ハイテク株を中心に幅広く買われて、主要3指数とも4日続伸した。


NYダウ 　 　　　34,890.24 （+37.57）
ナスダック　 14,019.311（+75.554)
S&P500　 　　　 4,514.87 （+17.24）
SOX指数　　　　　3,643.92 （+14.35）
CME日経平均先物（執筆時）　32,405.00　(昨日日経終値比+71円）


【★日経平均見通し★】
米国市場の4日続伸を受けてしっかりした展開で始まると思われるが、今夜以降も米経済指標の発表を控え様子見気分が強まりそう。また、昨日の売買代金が9営業日ぶりに3兆円を超えており、夏相場の終わりを告げるシグナルとなりそうだ。

－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：15.21倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.30倍（先進国平均：約2.9倍）
　　　　配当利回り： 1.99％　

●騰落レシオ（25日）113.08％　過熱感なし（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：41.8％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス：17.74（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（8/30）のおさらい】－
日経平均は3日続伸。前日の米国市場の全面高を受けて朝方から半導体株中心に買いものを集め、一時上げ幅は300円を超えた。買い一巡後は戻り待ち売りに押されたものの売買代金は9日営業日ぶりで3兆円を回復し、日経平均株価は106.49円高の32,333.46円で終わる。

日経平均　 　 32,333.46（+106.49）
TOPIX　　　 2,313.38（+9.97)
マザーズ　　 　 761.52（-3.27）


東証プライム売買代金：3兆3,061億円　
値上がり1000／値下がり740／変わらず90
グロース売買代金：1,672億円

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【今週の重要スケジュール】

今週は売買代金増加に期待。

8月31日（木）
鉱工業生産指数（8：50）
米　PCEコアデフレータ（21：30）
米　シカゴ購買部協会景気指数・PMI（22：45）

9月1日（金）
8月新車販売台数（14:00）※自動車関連に影響か
米　８月雇用統計（21：30）
米　８月ISM製造業景況指数（23：00）