【米国株】
中国政府のiPhone規制により連日売られていたアップルが日本時間13日の新製品発表会を控え、反発したことで安心感からハイテク株の一角が買われた。その後は原油相場の上昇によりインフレ警戒感が広がり上げ幅を縮小したものの、ダウは続伸、ナスダックは5日ぶりに小反発して終わった。

・NYダウ
　34,576.59 （+75.86）
・ナスダック
　13,761.526（+12.694）
・S&P500
　4,457.49（+6.35）
・SOX指数
　3,565.99（-16.12）
・CME日経平均先物
　32,580.00（9/8:日経終値比-26円）
※執筆時


【★日経平均見通し★】
週末の米国市場は主要3指数とも小高く終わったものの、本日は主だった材料が見当たらず方向感に乏しい展開か？しかし、先週発表された外国人動向での外国人の買い越し額から引き続き買い意欲は旺盛であるとみられるため、下値は限定的とみる。

※参考下値レベル（執筆時）
・25日移動平均線＝32256.67円
・75日移動平均線＝32464.75円

－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.55倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.33倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：1.97％　

●騰落レシオ（25日）128.36％　※過熱感あり（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：44.5％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス：17.24（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（9/8）のおさらい】－
9月のメジャーSQを迎えた東京市場は中国政府によるアップル社のiPhoneの使用規制を受けて、米中対立の悪化懸念により朝方から値嵩株中心に幅広く売られた。午後に一段安した場面の32,500円台では押し目買いは入ったものの、終日マイナス圏で推移し9月のSQ値を大きく下回っての続落となった。


日経平均：32,606.84（-384.24）
TOPIX　 ： 2,359.02（-24.36)
マザーズ：　 750.25（-4.83）

東証プライム売買代金：4兆0572億円
値上がり277／値下がり1508／変わらず49
グロース売買代金：1,189億円

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【今週の重要スケジュール】

9月11日（月）
8月工作機械受注（15:00）

9月11日（火）
5年国債入札

9月13日（水）
内閣改造・党役員人事
米　8月消費者物価指数・CPI（21：30）
アップル新製品発表会（日本時間2：00）

9月14日（木）
7月機械受注　　（8：30）
7月鉱工業生産　（13：30）
EU 欧州中央銀行（ECB）政策金利（21：15）
米　8月小売売上高（21：30）
米　8月生産者物価指数・PPI（21：30）
米　新規失業保険申請件数（21：30）

9月15日（金）
中　8月小売売上高（11：00）
中　8月鉱工業生産（11：00）
米　9月NY連銀製造業景気指数（21：30）
米　8月鉱工業生産（22：15）
米　9月ミシガン大学消費者態度指数（23：00）