【米国株】
13日の米消費者物価指数（CPI）をにらみ様子見ムードが広がる中、イエレン財務長官のソフトランディングへの楽観的発言等から市場は買い安心感が強まり、景気敏感株やアップルやテスラ等のハイテク株の一部が上昇し相場を下支えした。


・NYダウ
　34,663.72 （+87.13）
・ナスダック
　13,917.89（+156.37）
・S&P500
　4,487.46（+29.97）
・SOX指数
　3,569.23（+3.24）
・CME日経平均先物
　32,425.00（9/11:日経終値比-42円）
※執筆時


【★日経平均見通し★】
米国市場は主要3指数とも続伸したことで朝方は堅調なスタートが予想される。また、国内長期金利の動向が注目されており、銀行セクターが本日も相場の主役となりそうだ。なお、テクニカルチャートの25日移動平均線がある32,300円近辺では押し目買いも期待できるため下値は限定的か？

－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.57倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.33倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：1.98％　

●騰落レシオ（25日）125.67％　※依然、過熱感あり（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：44.3％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス：16.90（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（9/11）のおさらい】－
日経平均株価は3日続落。
先週末の米国市場高を受けて朝方は小高く始まったものの、日銀の植田総裁がマイナス金利解除のタイミングについて発言したとの報道から長期国債の金利が上昇、価格は一転マイナス圏に突入した。値がさ株が売られた一方で、銀行株は買われTOPIXは3日ぶりに反発した。


日経平均：32,467.76（-139.08）
TOPIX　 ： 2,360.48（+1.46)
マザーズ：　 736.05（-14.20）

東証プライム売買代金：3兆1365億円
値上がり822／値下がり944／変わらず69
グロース売買代金：1,436億円

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【今週の重要スケジュール】


9月11日（火）
5年国債入札

9月13日（水）
内閣改造・党役員人事
米　8月消費者物価指数・CPI（21：30）
アップル新製品発表会（日本時間2：00）

9月14日（木）
7月機械受注　　（8：30）
7月鉱工業生産　（13：30）
EU 欧州中央銀行（ECB）政策金利（21：15）
米　8月小売売上高（21：30）
米　8月生産者物価指数・PPI（21：30）
米　新規失業保険申請件数（21：30）

9月15日（金）
中　8月小売売上高（11：00）
中　8月鉱工業生産（11：00）
米　9月NY連銀製造業景気指数（21：30）
米　8月鉱工業生産（22：15）
米　9月ミシガン大学消費者態度指数（23：00）