【米国株】
米国市場は揃って反落！
明日の米消費者物価指数（CPI）の発表を控えて方向感に乏しい中、米原油相場が約10ヶ月ぶりの高値を付けたことを受けて、インフレ圧力が強まり金利の上昇懸念から、ハイテク株が売られた。またアップルの新製品発表会が始まるとiPhone15の新機種性能も特に目新しさに欠けたことから、材料出尽くしにより下げ幅を拡げた。


・NYダウ
　34,645.99 （-17.73）
・ナスダック
　13,773.62（-144.28）
・S&P500
　4,461.90（-25.56）
・SOX指数
　3,541.09（-28.14）
・CME日経平均先物
　32,560.00（9/12:日経終値比-216円）
※執筆時


【★日経平均見通し★】
明日の米消費者物価指数（CPI）を控えて買い向かう動きは限定的とみる。また、長期国債利回りの動向に神経質になっており、銀行セクターやハイテク株を中心に長期国債利回りの動向に振り回される展開を予想します。

－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.71倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.34倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：1.96％　

●騰落レシオ（25日）126.61％　※依然、過熱感あり（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：40.8％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス：16.23（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（9/12）のおさらい】－
日経平均株価は4日ぶり反発！
米国市場高により朝方は堅調に推移していたが、長期国債の利回りが一時9年8ヶ月ぶりの水準まで上昇するとグロース株中心に売られ、急速に上げ幅を縮小した。その後、金利の上昇が一服すると再び買い直され、大引けかけてジリ高の展開となりこの日の高値圏で引けた。


日経平均：32,776.37（+308.61）
TOPIX　 ： 2,379.91（+19.43)
マザーズ：　 738.56（+2.51）

東証プライム売買代金：3兆3,837億円
値上がり1392／値下がり389／変わらず54
グロース売買代金：1,486億円

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【今週の重要スケジュール】


9月13日（水）
内閣改造・党役員人事
米　8月消費者物価指数・CPI（21：30）

9月14日（木）
7月機械受注　　（8：30）
7月鉱工業生産　（13：30）
EU 欧州中央銀行（ECB）政策金利（21：15）
米　8月小売売上高（21：30）
米　8月生産者物価指数・PPI（21：30）
米　新規失業保険申請件数（21：30）

9月15日（金）
中　8月小売売上高（11：00）
中　8月鉱工業生産（11：00）
米　9月NY連銀製造業景気指数（21：30）
米　8月鉱工業生産（22：15）
米　9月ミシガン大学消費者態度指数（23：00）