【9/14】本日の相場予測
米国市場はまちまち。
注目された8月の消費者物価指数(CPI)は総合が市場予想(3.6%)を上回る3.7%上昇となったものの、コアが7月の4.7%上昇から4.3%の上昇と減速したことをうけて、米長期金利の低下からハイテク株が買われ、ナスダックは反発した。一方で景気敏感株を中心に売られたことでダウは続落した。
・NYダウ
34,575.53 (-70.46)
・ナスダック
13,813.59(+39.97)
・S&P500
4,467.44(+5.54)
・SOX指数
3,560.46(+19.37)
・CME日経平均先物
32,630.00(9/13:日経終値比-76円)
※執筆時
【★日経平均見通し★】
米消費者物価指数(CPI)は無難に通過したものの、今夜も米国では8月の小売売上高、生産者物価指数が控えていることで積極的な買い姿勢は見送られると思われる。しかし依然として下値はしっかり拾ってくる動きもみられることから、上値追いのタイミングを窺っている印象あり。
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:15.72倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.35倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:1.97%
●騰落レシオ(25日)123.28% ※依然、過熱感あり(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:40.4%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:16.48(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(9/13)のおさらい】-
日経平均株価は4日ぶり反発!
米国市場安を受けて半導体株が売られる一方、ドル円が147円半ばまで下落したことで自動車株を中心に輸出関連株が下支えする形となった。ただ、この日の夜に控えている8月の米消費者物価指数(CPI)の前にポジションを調整する動きから大引けにかけてはジリ安の展開となり日経平均株価は反落した。
日経平均:32,706.52(-69.85)
TOPIX : 2,378.64(-1.27)
マザーズ: 737.54(-1.02)
東証プライム売買代金:3兆5,482億円
値上がり708/値下がり1069/変わらず58
グロース売買代金:1,121億円
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【今週の重要スケジュール】
9月14日(木)
7月機械受注 (8:30)
7月鉱工業生産 (13:30)
EU 欧州中央銀行(ECB)政策金利(21:15)
米 8月小売売上高(21:30)
米 8月生産者物価指数・PPI(21:30)
米 新規失業保険申請件数(21:30)
9月15日(金)
中 8月小売売上高(11:00)
中 8月鉱工業生産(11:00)
米 9月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米 8月鉱工業生産(22:15)
米 9月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)
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