株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2023-09-19 08:50:00

本日の相場予測

【9/19】本日の相場予測

【米国株】
先週末の米国市場ではこの日発表された米経済指標が上振れしたことから米長期金利が上昇、また全米自動車労組のストライキの長期化懸念もあり、米国主要3指数とも大幅反落となった。
昨日の米国市場は明日からのFOMCを前に手控えムードが強い中、原油相場が上昇したことでインフレ懸念が強まり一時は下落する場面も見られたが、iPhone15の予約が好調と伝えられたアップルやディフェンシブ銘柄の一角が物色されたことが好感され、3指数とも小幅反発となった。


・NYダウ
 34,624.30 (+6.06)
・ナスダック:
 13,710.24(+1.90)
・S&P500
 4,453.53(+3.21)
・SOX指数
 3,492.47(+16.07)
・CME日経平均先物
 32,060.00(9/15:日経終値比-473円)
※執筆時


【★日経平均見通し★】
今週はFOMCや日銀金融政策決定会合等、重要な会合が控えていることで様子見気分が強くなる中、先週末の米国市場でビックスリーのストライキや台・TSMCが高性能半導体製造装置の出荷遅れが伝えられ半導体株が売られたことで、半導体株中心に軟調な展開が予想される。

-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:16.09倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.38倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:1.92% 

●騰落レシオ(25日)127.33% ※依然、過熱感あり(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:37.6% 
●日経平均ボラティリティー・インデックス:15.99(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)


-【前営業日(9/15)のおさらい】-
米国市場高や英アームが無難にナスダック市場に上場したこと受け、朝方から主力株を中心に買われた。 その後も11時に発表された中国の8月鉱工業生産が市場予想を上回ったことから買い安心が拡がり、8月1日の33,488.77円を突破して一段高となった。引け前に、9/9に報道された日銀の植田総裁のマイナス金利解除の可能性の報道は解釈違いとのニュースが流れると銀行株が下落したものの、日経平均株価はこの日の高値圏で続伸して引けた。


日経平均:33,533.09(+364.99)
TOPIX  : 2,428.38(+22.81)
マザーズ:  739.90(-1.14)

東証プライム売買代金:5兆6,708億円
値上がり1227/値下がり553/変わらず55
グロース売買代金:1,580億円

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【今週の重要スケジュール】

9月19日(火)〜20日(水)
米 FOMC
20日(水)パウエルFRB議長定例記者会見(日本時間・21日3:30)

9月21日〜22日(金)
日銀金融政策決定会合 
22日(金)植田日銀総裁定例記者会見(15:30)

9月19日(火)
EU 消費者物価指数(18:00)
9月20日(水)
貿易収支(8:50)
9月21日(木)
英 英中央銀行政策金利発表(20:00)
米 ファラデルフィア連銀製造業景気指数(21:30)
米 新規失業保険申請件数(21:30)
米 景気先行指標総合指数(23:00)
9月22日(金)
全国消費者物価指数・CPI(8:30)
米 購買担当者景気指数・製造業PMI (22:45)



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