日経平均は32,400~32,800円レンジを想定
週明けの米国市場は方向感が定まらない中、先週末まで4日続落していたことで一部の銘柄に値ごろ感からの買いが入ったものの、FRBによる金融引き締めの長期化懸念がくすぶり、米長期金利が上昇したことで上値は限定的となった。主要3指数とも5日営業日ぶりに小幅反発して終わった。
・NYダウ
34,006.88(+43.04)
・ナスダック:
13,271.32(+59.51)
・S&P500
4,337.44(+17.38)
・SOX指数
3,389.46(+24.17)
・CME日経平均先物
32,485.00(9/25:日経終値比-193円)
※執筆時
【★日経平均見通し★】
手掛かり材料難で方向感に乏しいものの、米国市場が5日ぶりに反発したことが支えとなり、下値は限定的か?また、足元で切り返しムードを強めている中小型成長株に引き続き資金が流入するかに注目したい。
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:15.78倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.35倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:1.97%
●騰落レシオ(25日)141.17% ※過熱感あり(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:41.2%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:17.61(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(9/25)のおさらい】-
日銀金融政策決定会合での金融緩和策が現状維持となったことを受けて、長期金利が落ち着き、半導体株やグロース株中心に値ごろ感から買いが入った。またドル円が148円半ばまで下落したことも買い安心感に繋がり、日経平均株価は5営業日ぶりに反発した。
日経平均:32,678.62(+276.21)
TOPIX : 2,385.50(+9.23)
マザーズ: 731.82(+5.21)
東証プライム売買代金:3兆1,720億円
値上がり1374/値下がり412/変わらず50
グロース売買代金:1,077億円
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【今週の重要スケジュール】
9月26日(火)
米 9月消費者信頼感指数(23:00)
9月27日(水)
9月末権利取り最終売買日
日銀・金融政策決定会合議事要旨(8:50)
米 8月耐久財受注(21:30)
9月28日(木)
米 4-6月期実質GDP(21:30)
米 新規失業保険申請件数(21:30)
9月29日(金)
東京消費者物価指数(8:50)
鉱工業生産指数(8:50)
米 8月卸売在庫指数(21:30)
米 8月個人消費支出(21:30)
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