【米国株】
米議会での予算協議の難航で政府機関が一部閉鎖に追い込まれるリスクがあることや、この日発表された9月消費者信頼感指数と8月新築住宅販売件数がともに市場予想を下回ったことから、高金利政策での景気悪化が嫌気され、米国市場の主要3指数揃って大幅安となった。


・NYダウ
33,618.88（-388.00）
・ナスダック：
13,063.61（-207.71）
・S&P500
　4,273.53（-63.91）
・SOX指数
　3,329.62（-59.84）
・CME日経平均先物
　31,925.00（9/26:日経終値比-390円）
※執筆時


【★日経平均見通し★】
米国市場の大幅安を受けて軟調な展開になると思われるが、149円台に円安が進んでいることで輸出関連株や配当権利取りの買い需要が相場の下支えとなりそう。

－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.68倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.34倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：1.98％　

●騰落レシオ（25日）132.45％　※過熱感あり（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：42.4％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス：18.22（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（9/26）のおさらい】－
日米長期金利の上昇を受け、朝方から値がさの半導体関連株やグロース株が売られた。ドル円相場が149円台に進んだが市場は特に反応は見せず、また月末に向けて国内年金とみられるリバランス売りが入ったと思われることで、日経平均株価は安値引けで終わった。

日経平均：32,315.05（-363.57）
TOPIX　 ： 2,371.94（-13.56)
マザーズ：　 722.12（-9.70）

東証プライム売買代金：3兆2,590億円
値上がり495／値下がり1280／変わらず61
グロース売買代金：926億円

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【今週の重要スケジュール】


9月27日（水）
9月末権利取り最終売買日
日銀・金融政策決定会合議事要旨（8：50）
米　8月耐久財受注（21：30）

9月28日（木）
米　4-6月期実質GDP（21：30）
米　新規失業保険申請件数（21：30）

9月29日（金）
東京消費者物価指数（8：50）
鉱工業生産指数（8：50）
米　8月卸売在庫指数（21：30）
米　8月個人消費支出（21：30）