株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2023-09-28 17:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

即戦力選手 or 将来有望な若手選手?

今朝のテレビ投資情報番組に出演なされた、大手運用会社のグローバルマクロ分析者の方のお話、大変興味深い内容でした。
(あくまでも個人の感想です)
米国メジャーリーグベースボールの人員トレードに対する考え方が、株式投資のスタンスにも通ずるとのお話。

米国メジャーリーグベースボールのレギュラー・シーズンは通常、4月初旬から10月初旬にかけて行われます。
2023年のレギュラー・シーズンは10月3日に終了しますが、その後にメジャーリーグの優勝チームを決定する一連のシリーズ試合を「プレーオフ」と呼びます。
最優秀チームを決する10月27日~11月4日のワールド・シリーズに向け、プレーオフに進むチームは、3つのシリーズ戦を戦いワールド・シリーズを目指して、「負けられない戦い」が続きます。

既にレギュラーシーズンは終了しましたが、レギュラーシーズンの終了前に球団(チーム)側は来季の戦略を練り、それに伴って人員トレードが行われます。(概ね7月中)
LAエンゼルスは「即戦力」の大谷選手を放出せず、来季もエンゼルスでプレーする事が確実視されています。

プレーオフに進む可能性のあるチームは、来期向けの人員配置戦略だけでなく、プレーオフを乗り切りワールドシリーズ制覇をも考慮したトレードを行う傾向が見られます。
つまり、プレーオフに進めそうなチームは「今」(またはごく目先)の勝利をも見据えて、主力級の即戦力を補強し、将来有望な若手を放出する可能性があり、
逆にプレーオフに進めなさそうなチームは「将来」(もしくは来季)を見据えて、即戦力を放出して、将来有望な若手こそを獲得しようという「傾向」が見られます。

これをそのまま、株式投資における「スタンス」に投影するのは、やや無理があるようにも思いますが、確かに「考え方」には相通じる点もありましょう。
直近で上昇傾向にある銘柄を「即戦力」と見るのであれば、今後も即戦力として上昇が続く事も想定される一方、今現在の株価推移は冴えなくとも、「将来有望な若手=中小柄成長株」と仮定すれば、その上昇余地は即戦力を上回る可能性もあるわけです。
会員様各位、個人投資家の皆様にとっては、もちろん、「将来」も重要でありながら、「今」も大切でありましょうから、「足元も安心で将来も有望」な銘柄こそが投資対象としては理想形となりましょう。

ただ、「今」や「ごく目先」(概ね1か月~3か月程度を想定)は、どうしても各銘柄の個別要因以上に、「全体相場との兼ね合い」という外部要因の影響を強く受けてしまいがちです。
言い換えますと、中長期(概ね6か月~1年超程度を想定)的には「有望」であっても、「今」や「ごく目先」の株価の値動きには、将来的な成長拡大が「正当」に反映されていない可能性があるわけです。

「今」や「ごく目先」の株価が下落していると、どうしても継続保有に対する不安心理が募り、見切り売りしてしまいたくなるお気持ちもお察し致します。
しかしながら、「将来有望な若手=中小柄成長株」を保有なされているのですから、もう少し中長期目線での投資成果こそに期待していただきたい、と考える次第です。

投資全般に対する基本的なスタンスは、あくまでも、中長期目線こそが「大前提」なハズです。
事業投資で太陽光発電に投資したけれど、何年か前の夏のように、太陽の出る時間が極端に少ない月があったとしても、そこで投資を見限ったりはしないハズです。

会員様各位には、「将来的な投資成果に期待しての先行投資」というお取り組みスタンスを再確認していただき、是非強気に臨んでいただきたいと存じます。



執筆:木村泰章


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 単発スポット銘柄の見解
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