クニミネ工業（5388）
ベントナイト（特殊粘土鉱物）の採取、加工や販売。
1Q営業損益は1億5400万円の黒字（前年同期は1000万円の赤字）に黒字転換。ベントナイト事業の売上が増加し増収となっている。AI分析によると、通期業績予想達成回数は9/15回、通期業績予想平均達成率は146.1％と高めの水準。（※過去の第1四半期決算で発表された通期業績予想の達成状況）。チャートは25日線を維持しており上昇トレンドの中の踊り場と見られる。75日線まで下げるようならさらに押し目買い妙味が増すと見て注目。

JCRファーマ（4552）
ヒト成長ホルモン製剤が主力の医薬品メーカー。
昨日引け後に2024年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を56億円から105億円に増額し、前期比2.1倍に拡大する見通しとなった。さらにメディパルホールディングスとの共同開発提携も発表。JCRが開発中の治療薬について、日本を除く全世界において売上高に応じたロイヤリティを受け取る予定で、日本においては開発進捗に応じたマイルストンを受け取るほか、販売を担当し売上を計上するとのこと。前場は200日線を突破しチャートは好形に変化つつあると見る。

ロジザード（4391）
在庫管理や倉庫管理システムをクラウドで提供。
昨日、岸田首相はトラック運転手などの時間外労働が規制強化される「2024年問題」について、来週にも関係閣僚会議を開き、「物流革新緊急パッケージ」を作成する方針を示した。同社は関連株として挙げられるが、クラウドサービスが順調に推移しており、今期業績は増収増益を計画。昨日より資金流入で前場は大幅高。足元の材料難相場の中では短期的に注目されやすいと見る。