日経平均は31,900~32,300円レンジを想定
朝方発表された8月の米個人消費支出物価指数が市場予想の範囲内にとどまったことを受けて上昇したものの、買い一巡後は全米自動車協会のストライキ再拡大や米政府機関の一部閉鎖が懸念され、弱含む展開となりダウは反落、ナスダックは続伸した。
・NYダウ
33,507.50(-158.84)
・ナスダック:
13,219.32(+18.05)
・S&P500
4,288.05(-11.65)
・SOX指数
3,434.29(+13.30)
・CME日経平均先物
31,805.00(9/29:日経終値比-52円)
※執筆時
【★日経平均見通し★】
名実ともに10月相場入りとなるが、米議会でのつなぎ予算の成立により政府機関の閉鎖を回避したことで本日は堅調な展開が予想される。年末に向けあらたなテーマを模索中だが、先週末にリバランスで売られたバリュー株の動きに注目したい。
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:15.35倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.31倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:2.05%
●騰落レシオ(25日)110.96% (120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:47.1%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:18.40(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(9/29)のおさらい】-
米国市場高を受けて朝方は値がさ株が買われたものの、週末や月末、そして半期末が重なり手控えムードが強い中、機関投資家のリバランス売りでバリュー株が売られ、また引け際には日経平均の銘柄入れ替えよる調整売りから、相場全体の需給悪化が浮き彫りとなり下げ足を早め、日経平均は続落した。
日経平均:31,857.62(-14.90)
TOPIX : 2,323.39(-22.12)
マザーズ: 729.64(+4.35)
東証プライム売買代金:4兆9,096億円
値上がり429/値下がり1360/変わらず42
グロース売買代金:983億円
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【今週の重要スケジュール】
10月2日(月)
7-9月期日銀短観(8:50)
米 9月ISM製造業景気指数・PMI(23:00)
10月3日(火)
10年国債入札
10月4日(水)
米 9月ADP雇用者数(21:15)
米 8月耐久財受注(23:00)
米 9月ISM非製造業景気指数・PMI(23:00)
米 原油在庫(23:30)
10月5日(木)
30年国債入札
米 新規失業保険申請件数(21:30)
米 8月貿易収支(21:30)
10月6日(金)
米 9月失業率(21:30)
米 9月非農業部門雇用者数(21:30)
米 9月平均時給(21:30)
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