【米国株】
8月米求人件数が減少予想に反して増加に転じたことやFRB高官の高金利政策を支持する発言により、この日も米長期金利が一段高。株式市場は終日軟調に推移し、米国主要3指数揃って大幅下落となった。


・NYダウ
33,002.38（-430.97）
・ナスダック：
13,059.47（-248.31）
・S&P500
　4,229.45（-58.94）
・SOX指数
　3,376.58（-72.27）
・CME日経平均先物
　30,720.00（10/3:日経終値比-517円）
※執筆時


【★日経平均見通し★】
朝方は軟調に推移すると思われるが、騰落レシオが100％を割ってきたこと、信用買い残が高水準にあり追い証による投げ売り後の需給改善が期待される。

－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.09倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.29倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：2.04％　

●騰落レシオ（25日）96.99％　（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：47.7％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス：20.30（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（10/3）のおさらい】－
日本株は欧米市場安や米長期金利が16年ぶりの高水準まで上昇したことで、主力株を中心に幅広く売られた。その後に始まった香港市場でも大きく売り込まれ、様子見モードが強まった。為替の円安進行も押し目買いの効果はなく、日経平均は4日続落し4ヶ月ぶりの安値水準で終わった。

日経平均：31,237.94（-521.94）
TOPIX　 ： 2,275.47（-38.97)
マザーズ：　 697.97（-19.06）

東証プライム売買代金：3兆7,181億円
値上がり159／値下がり1663／変わらず13
グロース売買代金：1,065億円

------------------------------

【今週の重要スケジュール】


10月4日（水）
米　9月ADP雇用者数（21：15）
米　8月耐久財受注（23：00）
米　9月ISM非製造業景気指数・PMI（23：00）
米　原油在庫（23：30）

10月5日（木）
30年国債入札
米　新規失業保険申請件数（21：30）
米　8月貿易収支（21：30）

10月6日（金）
米　9月失業率（21：30）
米　9月非農業部門雇用者数（21：30）
米　9月平均時給（21：30）