日経平均は31,100~31,500円レンジを想定
イスラエル情勢の緊迫化から原油市場の急騰を受け、米国市場は下落して始まった。しかし、この日の米債券市場は祝日の為休場だったが、欧州の主要国債利回りが大幅に低下したことで売り一巡後には下げ渋り、またFRB副議長のハト派発言や地政学リスクが高まる中での利上げは控えるのでは…との憶測から市場は上昇に転じ、主要3指数とも続伸した。
・NYダウ
33,604.65(+197.07)
・ナスダック
13,484.24(+52.90)
・S&P500
4,335.66(+27.16)
・SOX指数
3,467.35(-7.86)
・CME日経平均先物
31,270.00(10/9:日経終値比+275円)
※執筆時(8:00)
【★日経平均見通し★】
地政学リスクは抱えているものの、NYダウは2日間で485ドルと堅調な展開となったことや小幅安で終わった先週末も値下がり銘柄の507に対して値上がり銘柄数は1284と大きく上回っており、相場環境は改善に向かっていると見られるため、日経平均は堅調に推移すると思われる。
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:14.95倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.28倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:2.05%
●騰落レシオ(25日):93.47% (120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:43.3%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.47(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(10/6)のおさらい】-
前日に大幅高したことで戻り待ち売りに上値は抑えられる展開ながら、バリュー株を中心に打診買いが入り底固く推移したが、米雇用統計や3連休を控えていることから大引けにかけては、ポジション調整の売りに押されて小幅の反落となった。
日経平均:30,994.67(-80.69)
TOPIX : 2,264.08(+0.32)
マザーズ: 701.27(+0.85)
東証プライム売買代金:3兆2,000億円
値上がり1284/値下がり507/変わらず46
グロース売買代金:963億円
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【今週の重要スケジュール】
10月11日(水)
米 9月卸売物価指数・PPI(21:30)市場予想:前月比0.3%、前年同月比1.6%
米 FOMC議事要旨(27:00)
10月12日(木)
8月機械受注(8:50)市場予想:前月比0.6% 、前年同月比-6.8%
米 9月消費者物価指数・CPI(21:30)市場予想:前月比0.3%、前年同月比3.6%、コア前月比0.3%、前年同月比4.1%
10月13日(金)
中 9月消費者物価指数・CPI(10:30)市場予想:前年同月比0.2%
中 9月生産者物価指数・PPI(10:30)市場予想:前年同月比-2.4%
米 10月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)市場予想:67.4
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