グリッド（5582）
インフラに関わるオペレーション計画をAI技術で自動最適化する事業を展開。
今年前半のAI関連フィーバーが落ち着いたタイミングの7/7に新規上場。2017年から量子コンピュータに関する研究開発も続けており、AI以外でも材料性が高い銘柄と見る。2023年6月期は経常利益が2期連続で過去最高益を更新する見通し。大株主には総合商社が何社か入っているため今後は海外進出の期待もあり、事業拡大の可能性もあると見ている。3000円付近では押し目買いが入る傾向にあり、自律反発に期待したい動き。

JFEシステムズ（4832）
製造・流通・食品・金融業向けソリューションを提供。
1Q決算は営業利益が前年同期比46％増の17億8500万円で着地。また、設立40周年の記念配を実施し、中間配当予想を40円から50円に増額修正している。期末配当予想は52円の据え置きで、年間では前期比5円増配の102円を計画。AI分析では通期業績予想達成回数が12/14回、通期業績予想平均達成率は113.6％と高めの水準。チャートは直近の暴落で25日線を割り込んでいるがトレンドは崩れていないと見ており、見直し買いが期待される銘柄である。

ココルポート（9346）
障がい者などの就労支援、就労定着をサポート。
3月にグロース市場に新規上場したばかりだが、足元の業績は順調で、24年6月期の経常利益は前期比19.1％増の7.1億円に拡大する見通し。達成すれば5期連続で過去最高益を更新することになる。4月以降は下値模索の展開だが、11月に発表すると思われる次回決算に向けて自律反発の動きが出てもおかしくはないと見る。